白くて大きな体が特徴の、かわいいロボット・ベイマックス。
アトラクションが作られたり、パレードに登場したりと東京ディズニーランドでも大活躍中のベイマックスですが、映画が公開された直後はあらすじが「思ってたのと違う」と話題になったんですよね。
ベイマックスの映画、そういえばちゃんと見てないな…
どんな話なのか、あらすじを簡単に教えてほしい!
パレードで会えるキャラの名前と、日本語版を演じた声優キャストさんもチェックしたいわ♪
今回は、映画「ベイマックス」のあらすじを簡単にまとめてお伝えします!
魅力的なキャラたちや、彼らに命を吹き込んだ日本声優キャスト陣もあわせてご紹介していきますね。
あらすじには軽くネタバレを含みますので、自分の目で見たい方はご注意くださいね☆
ベイマックスのあらすじを簡単に解説《後半はネタバレ注意》
ぎゅっとハグしているベイマックスとヒロが描かれたポスターからは、「ロボットと少年のふれあいを描くハートフルストーリー」をイメージしませんか?
でも実は、「ベイマックス」はガチガチのヒーローものなんですよ。
ベイマックスの原作はマーベルコミックなんです!
映画館で多くの人を驚かせたベイマックスのあらすじを、さっそくチェックしていきましょう。
あらすじ①主人公は天才少年・ヒロ
映画「ベイマックス」の主人公は、飛び級で高校を卒業した天才少年、ヒロ・ハマダです。
やりたいことを見つけられず、自作したロボットで違法なロボットファイトに明け暮れていたヒロは、兄・タダシに連れて行かれた大学でキャラハン教授と出会い、自分もこの大学でロボット研究がしたいと考えるように。
試行錯誤の末に「マイクロボット」を開発し、入試を兼ねた研究発表会を見事乗り越えてみせたヒロですが、その夜大学が火災に見舞われます。
キャラハン教授が取り残されていると聞いたタダシは、教授を助けるために建物に飛び込みますが、その直後にバックドラフトが発生します…
最愛の兄を亡くして落ち込み、大学の入学手続きをすることもできずにいたヒロの「痛い」という何気ない一言で、タダシが作ったケアロボット・ベイマックスが起動。
最初はまだまだプログラムが洗練されておらずポンコツ感の目立つベイマックスでしたが、彼の行動によってヒロはタダシの死が事故ではなかったのではないかと思い至るようになります。
あらすじ②兄の死の真相を探るためにヒロはベイマックスと共に奮闘
火事で燃えたはずのヒロの発明品「マイクロボット」が大量生産されていることに気づいたヒロは、その犯人である「仮面の男」を捕らえるために奮闘します。
タダシの研究仲間たち4人がそれぞれの得意分野を活かして戦えるようパワードスーツを作成し、ベイマックスにも戦闘プログラムを搭載。
こうして結成された「ビッグヒーロー6」は、ついに仮面の男の正体を突き止めます。
この下はネタバレを含みます!
見たくない方は高速スクロールでお進みください☆
あらすじ③《ネタバレ注意》騒動の原因を突き止め解決
仮面の男の正体は、火事で亡くなったはずのキャラハン教授でした。
キャラハン教授は過去にテレポーテーション実験の失敗で娘・アビゲイルを失っており、その原因を作ったクレイに復讐するためにマイクロボットを利用しようとしていたんです。
アビゲイルを失う原因となった転送装置を使い、クレイを会社もろとも吸い込もうとしたそのとき、ベイマックスが転送装置の向こう側に生命反応を検出!
コールドスリープ状態で生きていたアビゲイルを助けるために、ベイマックスとヒロは転送装置の中へ飛び込んでいきます!
中でアビゲイルを発見したヒロとベイマックスですが、浮遊物からヒロたちを守った際にベイマックスのパワードスーツが壊れてしまいます。
このままでは全員帰れなくなってしまう…その瀬戸際でベイマックスは、ヒロに任務完了の合言葉「ベイマックス、もう大丈夫だよ」を言うよう要求。
抵抗するヒロでしたが最終的には涙声で合言葉を発し、ベイマックスの最後のロケットパンチでヒロとアビゲイルは元の場所に戻ります。
何度見ていても、このシーンは涙なしには見れません…!
アビゲイルは意識を取り戻し、キャラハン教授は逮捕。
その場にベイマックスがいないということ以外は、全てが解決しました。
あらすじ④《ネタバレ注意》ベイマックスはどうなったのか
日常生活に戻ったヒロは、タダシの仲間たちと一緒に大学生活を始めます。
自分とアビゲイルを送り出してくれたベイマックスのロケットパンチを部屋に飾り、その手とグータッチをした瞬間…そこにタダシが作ったベイマックスの医療データカードが握られていることに気づいたヒロ。
天才ロボット工学者であるヒロはそのデータカードをもとにベイマックスを復元します!
復元されたベイマックスが「こんにちは、ヒロ」としゃべった瞬間にまたまた涙腺崩壊です…!
今この記事を書きながらも泣ける〜〜
こうして再び全員がそろったビッグヒーロー6。
「たくさんの人を助けたい」と言うタダシの遺志をついで、大学で研究をするかたわらヒーロー活動を続けるのでした。
ベイマックスのキャラと日本声優キャストをご紹介
主人公のヒロとベイマックスの他にも、映画「ベイマックス」にはたくさんの魅力的なキャラが登場します。
ここからは、「ベイマックス」のキャラと日本語版声優キャストを一覧でご紹介していきますね。
ビッグヒーロー6のキャラと日本声優キャスト
まずは、ヒロ&ベイマックスと一緒に悪に立ち向かったビッグヒーロー6のメンバーたちです。
キャラ名 | (敬称略) | 日本声優特徴・性格 |
ヒロ | 本城雄太郎 | サンフランソウキョウに住む14歳の少年 ロボット工学の天才だが当初はやる気を見出せず、ロボットファイトで才能の無駄遣いをしていた。 ヒーロー活動時は紫色のパワードスーツを着用し、ベイマックスに指示を出す形で戦闘に参加する。 |
ベイマックス | 川島得愛 | ヒロの兄・タダシが作ったケアロボット 「痛い」等の言葉に反応して自動的に起動し、スキャンして治療箇所を判断する。 ヒーロー活動時は赤いパワードスーツを着用する。 |
ゴーゴー | 浅野真澄 | 黒髪・短髪を特徴とし、クールな性格の女性。 大学では反重力バイクの研究開発をしている。 ヒーロー活動時は高速移動を得意とする黄色のパワードスーツを着用。 |
ハニーレモン | 山根舞 | 金髪で眼鏡をかけた明るい女性。 大学では化学反応の研究をしている。 ヒーロー活動時はピンクのパワードスーツを着用し、ぶつけると固まったり凍ったりするボールを投げて戦闘に参加。 |
ワサビ | 武田幸史 | 大柄な体にドレッドヘアーの男性。 強そうな外見に反して几帳面で小心者。 大学ではレーザーカッターの研究開発をしていて、ヒーロー活動時はそれが搭載された緑色のパワードスーツを着用する。 |
フレッド | 新田英人 | 学生ではなく、自称「大学のマスコットキャラクター」を務める茶髪の男性。 ヒーローものやSFが好きで、フィギュアや着ぐるみを集めている。 ヒーロー活動時は青いパワードスーツと怪獣の着ぐるみ(火を吹ける)を着用。 |
それぞれ得意分野を戦闘に活かしているだけでなく、ピンチに陥ったら持ち前の頭脳で脱出するという機転を持ち合わせている優秀な仲間たち。
ベイマックス以外の5人のパワードスーツ姿は、ディズニーランドのパレードで見ることができるんですよ。
その他のキャラと日本声優キャスト
ビッグヒーロー6のメンバー以外のキャラたちも、一挙にご紹介しちゃいますね!
キャラ名 | (敬称略) | 日本声優特徴・性格 |
タダシ | 小泉孝太郎 | ヒロの兄で、ベイマックスの開発者。 面倒見が良く優しい性格で、ヒロの才能をなんとかして活かして欲しいと考えている。 大学で火事が起きた際にバックドラフトに巻き込まれて命を落とす。 |
キャス | 菅野美穂 | ヒロとタダシの叔母で、両親を亡くしたふたりの親代わり。 「ラッキーキャット」というカフェを経営する料理上手。 大学に行くと決めるまでのヒロにはずいぶん手を焼いたが決して見捨てることはしなかった。 |
モチ | ー | キャスの愛猫で、実は貴重な三毛猫のオス。 ベイマックスに「毛深い赤ちゃん」と呼ばれる。 |
キャラハン教授 | 金田明夫 | ロボット工学界の有名人で、タダシの指導教員。 ヒロを大学に招き入れた張本人。 クレイとの遺恨があり、諸々の騒動のキーパーソンでもある。 |
クレイ | 森田順平 | クレイテックという技術会社を経営する男性。 ヒロが開発したマイクロボットを欲しがり、断られるとこっそり1つ盗もうとする狡さをもつ人物。 過去の行動によりキャラハン教授から恨まれている。 |
アビゲイル | 植竹香菜 | キャラハン教授の娘。 クレイテックと政府の共同研究時にテストパイロットを務め、行方不明になる。 |
ヒースクリフ | こねり翔 | フレッド家の執事。 無表情だが情に厚く、パワードスーツ開発時には実験に協力したり、島に置き去りに荒れたフレッドたちをヘリで迎えに行ったりと助けてくれる。 |
この他、エンドロールの最後にはフレッドのお父さんが登場するシーンもあるんですよ。
本編が終わってからも見逃せないので、最後の1シーンまでしっかりチェックしてくださいね。
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ベイマックスのキャラに日本で会える場所
最後に、2024年現在の東京ディズニーリゾートで、「ベイマックス」のキャラたちに会える場所をご紹介しますね。
- アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」
- パレード「ハーモニーインカラー」
- パレード「ベイマックスのミッションクールダウン」(2024年9月18日まで)
- キャッスルプロジェクション「リーチフォーザスターズ」(2024年9月20日から)
①ベイマックスのハッピーライド
トゥモローランドにあるアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」では、ノリノリの音楽が流れる中、ベイマックスに似たケアロボットに引っ張られて不規則な動きを楽しむことができます。
ベイマックス自身はヒロのものだから、ゲストを乗せて走ってるのは同型のケアロボットなのね…!
またこの近くにある自動販売機の上では、三毛猫のモチが気持ちよさそうにお昼寝をしているんですよ。
②ハーモニーインカラー
2023年に、ディズニーランド40周年を記念してスタートしたパレード「ハーモニーインカラー」では、次のキャラクターたちに会うことができます。
- ベイマックス
- ヒロ
- ゴーゴー
- ハニーレモン
- ワサビ
- フレッド
- モチ
ベイマックスとヒロは、1つ前のお昼のパレード「ドリーミングアップ」にも出演していましたが、他のビッグヒーロー6の仲間たちはハーモニーインカラーで初登場となりました。
こちらのパレードは2028年頃まで継続して行われる見込みなので、まだまだ長く楽しめますよ。
日本要素が取り入れられたサンフランソウキョウの街並みを再現したフロートも必見です!
③ベイマックスのミッションクールダウン(〜2024年9月18日)
2023年・2024年と、ディズニーランドの夏のプログラムではベイマックスの散水パレードが行われていますよ。
こちらはキャラクターの出演はないですが、フロートに次のキャラクターがデザインされています。
- ベイマックス
- モチ
- フレッド
2024年版では水量アップのためにタンカーが追加されたのですが、そこではヒロの発明品の1つであるメガボットも見つけることができますよ。
2024年9月18日までの期間限定ですが、雨の日でも開催されるパレードですので、遊びに行く方はぜひ見てみてくださいね。
④リーチフォーザスターズ(2024年9月20日〜)
2024年9月20日、ディズニーランドのシンデレラ城を舞台に新しくスタートする「リーチフォーザスターズ」にも、ベイマックスが登場する予定です!
ディズニーキャラクターの中でも、空を飛ぶことができるキャラクターたちが続々登場するんです!
ベイマックスはマーベルコミックが原作となっていますが、リーチフォーザスターズには他のマーベル作品のキャラクターも登場するんですよ。
期間限定ではないので焦る必要はないですが、始まったらすぐにでも見に行きたいと思っちゃいますよね♪
始まる時間や混み合いそうな場所は、事前にチェックしておきましょう!
ベイマックスのあらすじを簡単に!キャラと日本声優キャストもご紹介まとめ
今回は、映画「ベイマックス」のあらすじを簡単にまとめてご紹介しました。
ベイマックスのあらすじを超簡単に、一言で表すと
「天才科学者とロボットたちによる痛快ヒーローアクション映画」
って感じかな!
映画公開前にポスターから受けていた印象とはかなり違っていた、という感想を抱く方も多いですが、しっかり泣かせるシーンもあるのがベイマックスのすごいところ。
「癒し系ロボットと少年のふれあいを描いたハートフルストーリー」の一面も持ち合わせています。
かわいいだけの映画じゃないので、ディズニー映画になじみがない人やマーベル好きの方もとっつきやすい作品です!
また本記事では、ベイマックスのキャラと日本語版声優キャストもご紹介しました。
ヒロの兄・タダシの日本語版声優キャストである小泉孝太郎さん、見た目もちょっとタダシに似てると思いませんか?
日本語版と字幕版とでは、キャラの印象が変わることもありますよね。
さまざまな言語で見てみると、各キャラの新しい魅力に気づくことができるかもしれませんよ。
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