ウエスタンリバー鉄道なくなる?噂の真相を究明!

ウエスタンリバー鉄道なくなる?噂の真相を究明!

ディズニーランドにあるウエスタンリバー鉄道(リバ鉄)は、年代問わず楽しめる人気のアトラクションです。

しかしそんなウエスタンリバー鉄道がなくなるという噂が立っているんです…

なや美

ウエスタンリバー鉄道、本当になくなるの?
うちの子が大好きなアトラクションだから残してほしいなぁ…

けんさく

人気のアトラクションなのに、なんでなくなるって噂が出てきたんだろう?

今回は、ウエスタンリバー鉄道がなくなるという噂について考察していきます!

噂の出どころはどこなのか、そして背景となっている問題点は何なのか、深掘りしてみましょう。

Charlie

リバ鉄は個人的にも思い入れのあるアトラクションなので…
できればずっとそこにあってほしいなと思います…!

目次

ウエスタンリバー鉄道がなくなるという噂は本当か

さっそく、ウエスタンリバー鉄道がなくなるというのは本当かどうかについてチェックしていきましょう!

コンセプトアートにウエスタンリバー鉄道が描かれていないのは事実

ウエスタンリバー鉄道がなくなるという噂の発端となったのは、2025年4月28日に公開された1つのコンセプトアート。

2035年までの長期計画の中で、エリア刷新も考えている…という内容なのですが、そのコンセプトアートの中にリバ鉄が描かれていなかったことが話題になりました。

引用元:2035長期経営戦略

一瞬「これどこだ…?」となった方も多いのではないでしょうか。

私も五度見くらいしてから左上にあるのがカフェオーリンズだということに気づき、ここがアドベンチャーランドだということを理解したのですが…

それにしても何から何まで違いますよね。

Chariot

シーの方はパッと見て「ポートディスカバリーだ!」とわかるレベルだったんですが…

本来であれば、このコンセプトアートの上側、中央やや右あたりにリバ鉄の乗り場が描かれているはず。

それが確認できないため、SNSを中心に多くのディズニー好きさんたちがソワソワし始めたんです。

コンセプトアートに関しては「決定していることはない」

コンセプトアートから遅れること2日、4月30日の夜には決算説明会の質疑応答資料が公開されました。

そこには、「コンセプトアートはあくまでも構想中の一例であり決定していることはない」という趣旨のことが書かれているんです。

Charlie

まだ「もしかしたらこんなふうになるかも」「こんな感じにしたいな〜」くらいのレベルってことですね!

実はコンセプトアートと実際のエリア開発との間に大きな差が出ることは珍しいことではないんです。

例えばディズニーランドの新ファンタジーランドは、当初「美女と野獣」と「不思議の国のアリス」のエリアを含み、パレードが見れるレストランも作られる予定でした。

なや美

実現したのは「美女と野獣」だけね!

さらにディズニーシーの新エリア・ファンタジースプリングスも、当初は「北欧エリア」としてポートディスカバリーとロストリバーデルタの間にできる予定だったんですよ。

新ファンタジーランドとは逆に「ピーターパン」「塔の上のラプンツェル」の2タイトルを加え、場所も最初の予定地から移動、さらにホテル新設と大変更が加えられています。

リバ鉄を含むアドベンチャーランドの再開発も、コンセプトアートとは大きく違った結果になってもおかしくないというわけですね。

Chariot

建設費の高騰や開発エリアの範囲の広さを考えると、今すぐ工事を始めても2035年までに完成しそうにないですしね…笑

ただしコンセプトアートが出されたということは、少なくとも「アドベンチャーランドを刷新したい」という思いがオリエンタルランドとウォルトディズニー社の双方にあるということ。

すぐになくなるというわけではなくても、数十年のうちにリバ鉄がなくなるかもしれないということは否定できません。

これはリバ鉄以外のアドベンチャーランドのアトラクションすべてに言えることですが、特に無期限休止中のスイスファミリーツリーハウスはこのまま廃止になる可能性が高くなりましたね。

ウエスタンリバー鉄道がなくなると言われる4つの理由

上でご紹介したコンセプトアート以外にも、リバ鉄には「なくなっても仕方ないかも」と思われる理由が4つほどあるんです。

リバ鉄がなくなると言われる理由
  • 再開発のための土地確保
  • アトラクションの経年劣化
  • 蒸気機関車の維持コスト
  • 一部に差別的表現が使用されている

①再開発のための土地確保

最初の理由は先ほどのコンセプトアートとも関わってきますが、エリア再開発のための土地を確保するためにリバ鉄をなくすのではないか…ということ。

リバ鉄は乗り場がアドベンチャーランドにありますが、コースはアメリカ川の周りをぐるっと一周…ウエスタンランドやクリッターカントリーを通過します。

関わっている面積を考えると相当広いですよね。

けんさく

舞浜には土地が少ない…ってずっと言われてるもんね。

②経年劣化

リバ鉄は東京ディズニーランド開園時から活躍しているアトラクションの1つ。

つまり運行開始してからもう42年が経過するんです。

実際にここ最近、以前よりも高頻度でリバ鉄のリハブ(運営を休止しての長期メンテナンス)が行われているんですよ。

Charlie

2025年は2月27日〜3月7日にリハブがあったんですが、8月7日〜9月20日にまたリハブに入る予定です!

わずか半年ほどでまた運営休止…となると、ちょっと心配になっちゃいますよね。

③蒸気機関車の維持コスト

ウエスタンリバー鉄道は「蒸気機関車の形をしたアトラクション」ではなく「本物の蒸気機関車」です。

そのため他のアトラクション以上に、維持管理にコストがかかっているのではないかと想定されます。

Chariot

お金だけでなく手間もコストの内ですからね…

またリバ鉄の燃料には石炭ではなく灯油を使用しているため黒煙は上がりませんが、二酸化炭素を排出しているのは同じ。

SDGsが重視される昨今、オリエンタルランドもサステナビリティ活動には力を入れているので、思うところがあるかもしれませんね。

④一部に差別的表現が使われている

ウエスタンリバー鉄道の車内で流れるアナウンスでは、「インディアン」という表現が使用されています。

こちら、世間では差別表現だと言われて「ネイティブアメリカン」に呼称が変更されていますよね。

なや美

西部開拓時代には「ネイティブアメリカン」なんて言葉はなかったわけだから、差し替えちゃうのも不自然かもね…

同様の理由で、ずっとなくなる心配をされているのがスプラッシュマウンテン。

アメリカの2パークではすでにリテーマが完了している中で、日本は一体どうなるのか…気になっている方も多いのではないでしょうか。

ウエスタンリバー鉄道がなくなることによる2つの懸念点

「なくなるのでは?」と言われるウエスタンリバー鉄道ですが、「絶対になくさないでほしい」「リバ鉄はなくならないと思う!」と強く主張するファンがいるのも事実。

ここでは、リバ鉄をなくすことについての懸念点をご紹介します。

①ウォルトが好きだったものが消えることになる

まず1つ目が、「リバ鉄をなくすとウォルトが好きだったものをなくすことになる」という意見。

ウォルト・ディズニーは鉄道が大好きないわゆる”鉄オタ”だったということで知られています。

Charlie

上海ディズニーを除く全ディズニーランド(フロリダはマジックキングダム)に鉄道のアトラクションがあります!

さらにウエスタンリバー鉄道には最後に突然恐竜が出てくるのですが、それにも「ウォルトが恐竜好きだったから」という説があるんです。

つまりウエスタンリバー鉄道がなくなると、ウォルトの愛したものが2つも同時になくなってしまうということになるんですよね。

けんさく

東京ディズニーリゾートは直営じゃないのに、そんなにウォルトの想いを尊重するのかな?

…と思う方もいるかもしれませんが、非直営だからこそ意識してウォルトの想いを残そうとしているような気がします。

「天国のウォルトが悲しむ」とまでは言いませんが、ウォルトの好きだったものをパークに存続させることで敬意を表している面はあるのではないでしょうか。

②「本物」が消えることになる

ウエスタンリバー鉄道は本物の蒸気機関車だということを上でお伝えしました。

つまりリバ鉄をなくすと、ディズニーランドから1つ「本物」が消えてしまうことにもなるんです。

Chariot

「本物を作れ」というのは、東京ディズニーランドを開園させる際の初期オリエンタルランドメンバーがこだわったポイントだったはず…

当然ながら当時とはメンバーがガラッと変わっていますし、時代の流れに合わせて考え方が変わるのも仕方のないこと。

それでも子供の頃から触れてきた「本物」には、変わらずそこにあってほしいと願ってしまいますね。

ウエスタンリバー鉄道にリニューアルの可能性はあるか

ウエスタンリバー鉄道をなくすことなく、本記事前半でご紹介したリバ鉄存続の問題点を解決する方法…と考えると、何らかのリニューアルをする以外にはなさそうですよね。

ここからは、リバ鉄がリニューアルされる可能性について考察していきます。

場所を移動して鉄道は残る?

リバ鉄を残す場合、少なくとも場所(ルート)を変更しなければコンセプトアートで提示されたようなアドベンチャーランドの大改造は行えません。

しかし今のウエスタンリバー鉄道はアメリカ河の周りをぐるっと一周する形で走行し、ウエスタンランドやクリッターカントリーといった他エリアにもまたがっています。

そのため今の形のまま完全に移設ということはできませんよね。

Chariot

乗り場の位置だけ変えるよりは、場所とともに内容も変更になると考える方が自然でしょう。

内容を変えれば上でご紹介した差別的な表現の撤廃も叶いますし、場所は違えど鉄道は残る…のですが、そこまで変わるともはや「ウエスタンリバー鉄道」ではないですね。笑

駅を増やして移動に使えるようにする?

リバ鉄が仮にリニューアルされるとなったら、「他にも駅を増やして移動手段にできるようにしてほしい」と望む人は多いのではないでしょうか?

ご存知の通りリバ鉄には現在1箇所しか乗り場がなく、ルートをぐるっと1周して同じところに戻ってきます。

これはリバ鉄ができた当初の法律が関係しているんですよ。

Charlie

当時は2つ以上の駅を設置すると「鉄道」扱いになったため、鉄道事業としての登録やダイヤ作成、運賃の設定などが必要だったんです!

ディズニーシーの「エレクトリックレールウェイ」ができたときには法律が変わっていたので、今のように移動に使えるアトラクションとして設置ができたというわけですね。

ちなみにカリフォルニア、フロリダ、パリ、香港のパークにある鉄道はいずれも複数の駅があり、移動手段として使うことができます。

日本のリバ鉄ももしリニューアルするのであれば、楽しみながら移動できるアトラクションに生まれ変わってくれるとより魅力がアップしますよね。

Chariot

ちなみに現在のリバ鉄も、途中で「降りることができない駅」を通過するんですよ☆

ウエスタンリバー鉄道なくなる?噂の真相を究明!まとめ

本記事では、ディズニーランドのアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」がなくなるという噂について深掘りしてきました。

2025年4月28日に公開されたコンセプトアート(今後のアドベンチャーランド再開発構想図)に、ウエスタンリバー鉄道が描かれていなかったのは事実です。

そのため多くのファンからリバ鉄の存続を心配する声や、なくさないでほしいという意見が多数あがりました。

しかしその後公開された質疑応答資料によると、「コンセプトアートはあくまで一例であり決まっていることはない」とのこと。

Charlie

コンセプトアートと実際の結果が大きく異なることはディズニーあるあるなので、現時点で「ウエスタンリバー鉄道がなくなる」と断言することはできません!

ただし、アドベンチャーランドを何らかの形で再開発するということはほぼ決まっているのでしょう。

これから細かい部分を決めていく中で、ウエスタンリバー鉄道がなくなるという結果になる可能性は否定できません。

また再開発以外にも、老朽化や維持管理コストなどクリアしなければならない問題はありそうです。

なや美

「本物」を走らせ続けるって大変そうだもんね…

ウォルト・ディズニーの有名な言葉にもありますが、ディズニーランドは永遠に完成せず成長を続けるもの。

限られた土地の中でそれを行うには、現行のアトラクションをなくして新しいものを作る「スクラップ&ビルド」が必須です。

ウエスタンリバー鉄道も他のアトラクションも、永遠にあるとは限りません。

確実に楽しめる今のうちに、たくさん乗って思い出を作っておきたいですね。

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この記事を書いた人

ディズニー、旅行、美味しいものが好きな主婦。

TDL元キャストで推しはミニーちゃん♡
かなり昔に花の取れたミラコ嫁でもあります。

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みなさまのお役に立てる記事をお届けします!

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