2024年8月1日に日本で公開となった「インサイドヘッド2」。
見る予定の方も多いと思いますが、その前にみなさんはもう前作「インサイドヘッド」は見ましたか?
続編を見る前に「インサイドヘッド」を見ようと思ったら、「ひどい」なんて口コミがあるんだけどなんで…?
ヨロコビがいじめっ子だとか、嫌いだとかって言われてるみたいよ〜
そんなネガティブな話は見たくないなぁ
今回はそんな「インサイドヘッド」が本当にひどいのか、そしてヨロコビはいじめっ子なのかについて解説していきます!
ヨロコビが嫌いかどうかは、実際に自分の目で見て判断するのが一番ですけどね!
見るのが怖いなって方は、まずこちらの記事で情報を仕入れちゃってください☆
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インサイドヘッドがひどいと言われる理由3つを徹底解説
まずは、インサイドヘッドがひどいと言われてしまう理由から見ていきましょう。
私が実際にインサイドヘッドを見た際の感想を元にご紹介していきますね。
- ヨロコビ以外の感情が軽視されている?
- 序盤のパパのライリーに対する態度がひどい
- ビンボンの存在が切ない
①ヨロコビ以外の感情が軽視されている?
インサイドヘッドに登場する感情たちの中で、主役となるのはヨロコビ。
ストーリー上ではカナシミとヨロコビが一緒に行動するようになるのですが、スポットライトが当たるのは主にヨロコビです。
司令部に残されたイカリ・ムカムカ・ビビリは、「ヨロコビがいないとどうしようもない」というスタンス…
自分たちの生活を考えてみると、「喜び」の感情だけで過ごせているタイミングって残念ながら少ないですよね。
それなのにヨロコビばかりが中心となるストーリー展開に違和感を感じる人もいるのではないでしょうか。
もう少し他の感情たちにも、印象的な活躍のシーンがあれば、感想はかなり違っていたような気がします。
②序盤のパパのライリーに対する態度がひどい
大人としては胸が痛くなる部分でもあるのですが、仕事が大変なせいでライリーの変化に気づいてあげられないパパの態度がひどいです…
そもそも発端となったのも「引越し」という大人の事情。
それによってライリーの心が振り回されているのだということに気づいてあげられなかったことは大きなマイナスポイントと言えるでしょう。
私も幼少期は転勤族の子供だったので、ライリーの気持ちわかります…
大人になってからの引越しとは全然違うんですよね。
最終的にはパパもちゃんとライリーと向き合うようになるのですが…忙しさにかまけて視野が狭くなっていないかという、大人に対する警鐘のようにも感じますね。
③ビンボンの存在が切ない
インサイドヘッドに登場するキャラクター・ビンボンは、幼い頃のライリーが作り上げた空想の友達です。
ライリーの成長にともなって忘れられそうになっているという時点で切なさがヤバいのですが、最終的にヨロコビを助けて自分は思い出のゴミ捨て場に…
「ここにいたら忘れられちゃうんだ」って言いながら、ライリーのためにとヨロコビを救出…
切ないとともに漢気が溢れていて尊敬の念すら抱きます…
どう考えても助演男優賞受賞のビンボンなのですが、「インサイドヘッド」では上記のヨロコビとの別れ後ふたたび登場することはありませんでした。
「インサイドヘッド2」でもう一度ビンボンに会うことはできるのかどうかが気になるところ。
次作はライリーがさらに成長しているはずなのでむずかしいだろうとは思いつつも、再登場を願わずにはいられません。
インサイドヘッドのヨロコビはいじめっ子なのか
インサイドヘッドがひどいと言われる理由のひとつに、「ヨロコビがいじめっ子」だという意見があります。
果たしてヨロコビは本当にいじめっ子なのか…詳しく見ていきましょう。
カナシミに対するヨロコビの当たりがキツい
ヨロコビはいじめっ子というわけではないですが、カナシミに対する当たりはキツくて高圧的です。
カナシミに対する態度を見て、「これはいじめでは?」と感じる人が多いようですね。
- 思い出に触らないように言う、怒鳴る
- 床に丸を描いて「ここから出ないように」と言う
いずれも、ライリーの幸せな思い出を悲しい思い出にさせないために必死になった結果の行為ではありますが、カナシミの行動を制限するような言動は「いじめ」のように感じてしまいます。
喜びと悲しみは実は表裏一体な部分もあるのですが、ぱっと見は真逆の感情。
お互い相容れない部分があると当たりもキツくなっちゃうのかな…
でもカナシミがかわいそう…
一方のカナシミにもいろんな声があがっているので、こちらの記事もぜひ合わせてご覧ください。
他の感情に対する命令口調が気になる?
カナシミに対する態度が特にきついヨロコビですが、他の感情に対してもやや上から目線というか、命令口調に感じることが多々あります。
ヨロコビは最初に生まれた感情なので、自分が一番ライリーのことを理解しているという自負があるんです!
自分がライリーの感情の総司令官だ、とヨロコビ自身も認識していますし、他の感情たちもそれにしたがっている様子。
「自分がなんとかしなきゃ」と常に考えている様子は責任感が強いとも言えますが、他の感情の役割をうまく理解できていないとも感じてしまいますね。
インサイドヘッドのヨロコビが嫌いと言われる理由を考察
いじめっ子だと言われてしまうこともあるヨロコビ。
ヨロコビのどんな面が見た人に「嫌い」だと思わせてしまうのかについても考察してみました。
ヨロコビは相手の気持ちがわからない面がある
ヨロコビはとにかくライリーの幸せを願っているのですが、それに関して他の感情やビンボンの気持ちを考えることなく行動してしまいます。
カナシミに対する態度は上述しましたが、ビンボンに対しても結構ひどい面があるんですよ。
ビンボンが捕まったとき、ヨロコビはビンボンを心配するのではなく「大切な思い出を持ってるのに!」と叫ぶんです…
「大切な思い出」を心配することはもちろん悪いことではないですが、ヨロコビとカナシミを助けようと手を貸してくれているビンボンに対してもう少し優しくしてあげても…と思ってしまいます。
喜びの感情こそ至上だと思っている面があった
お伝えしてきたように、ヨロコビがカナシミにきつく当たったり、相手の気持ちを考えずに自分の意見を押し通そうとしたりする理由には、「すべて喜びの感情で解決する」と思っていることが挙げられます。
ライリーの思い出はすべて幸せな思い出でなければならず、正の感情さえあればなんとかなる…ヨロコビはそう考えていましたが、実際はそんなに単純なものではないんですよね。
お話の終盤に、ヨロコビはカナシミの重要な役割に気づきます!
そこから先は物事が順調に進むように…♪
怒ったり、嫌悪感を示したり、警戒したり、そして時には深く悲しんだり…さまざまな感情が絡み合った先に得られる喜びというものがあると理解したヨロコビ。
「インサイドヘッド」は、ヨロコビの成長物語だったんですね。
2024年夏公開の「インサイドヘッド2」では、その成長後のヨロコビが活躍しています。
ディズニー・ピクサーの続編作品に不評なものもありますが、全米での興行収入はすでに好調ですよ。
インサイドヘッドひどい?ヨロコビがいじめっ子で嫌いという声を徹底調査まとめ
今回は、ピクサー映画「インサイドヘッド」がひどいと言われる理由についてご紹介してきました。
- ヨロコビ以外の感情が軽視されがち
- 序盤のパパのライリーに対する態度がひどい
- ビンボンがかわいそう
また、インサイドヘッドの主人公であるヨロコビについては、いじめっ子だと思われていたり、嫌いだと言われたりする面があります。
確かに主にカナシミに対する態度がいじめのように見えて、嫌いだと感じる人も多いのですが、「インサイドヘッド」はヨロコビが大切なことを学んでいく成長ストーリー!
最後まで見れば、ヨロコビに対する印象がきっと変わっているはずですよ。
エンドロールで流れる、他の人(犬や猫も)の感情の様子がまたおもしろいんです!
「インサイドヘッド2」公開前に前作のおさらいをするときは、ぜひエンドロールまで見逃さないようにチェックしてくださいね☆
大好評の「インサイドヘッド2」の見どころについては、こちらの記事でご確認ください!
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