ピクサーの名作映画「リメンバーミー」。
何度見ても、何度でも泣けるほど、私はリメンバーミーが大好きなのですが、「別に泣けない」という感想を抱く人も少なからずいるようなんです。
まずなんでリメンバーミーで泣けるの??
泣けるやばいシーンとか理由があるなら知りたいな。
めっちゃ泣けるって言われてるリメンバーミーだけど、泣けない人もいる理由が気になるわ〜
今回は、私たち夫婦が涙なしには見られない「リメンバーミー」について深掘りしていきます!
リメンバーミーで泣けるのはなぜなのか、そして泣けないという人の意見も調査していますので、ぜひお付き合いくださいね。
やばいくらい泣けるおすすめシーンも、ピックアップしてお伝えします!
あぁ、記事書きながらでも思い出して泣ける…
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リメンバーミーが泣ける理由3選
さっそく、リメンバーミーが泣ける理由をチェックしていきましょう!
- 亡くなった親族を思い出す
- 登場人物への感情移入
- 音楽が良すぎる
リメンバーミーが泣ける理由①亡くなった親族を思い出す
リメンバーミーで描かれているメキシコの「死者の日」は、なんとなく日本のお盆と通じるところがありますよね。
そういった理由から、亡くなった家族や親族を思い出して泣ける…という面がひとつあります。
超個人的なんですけど、僕のおばあちゃんはママココに見た目が似てたので余計に思い出しちゃって…
リメンバーミーのご先祖様たちのように、死者の国のような明るい場所で楽しく過ごしていてくれたらいいなと思ったり、絶対に忘れないように写真を飾っておこうと思ったり…
つい懐かしい記憶がよみがえってくる方も多いのではないでしょうか。
リメンバーミーが泣ける理由②登場人物に感情移入してしまう
リメンバーミーの登場人物はみんな個性的で魅力たっぷりなので、つい感情移入してお話にのめり込んでしまいます。
夢を叶えたい一心で行動していたミゲルが、物語後半で自分のためではなくヘクターのために必死になるところには胸を打たれます。
家族のもとに帰ろうとした矢先に命を落としてしまったヘクターの無念さも…
キャラクターたちと一緒にハラハラしたり、怒ったり、泣いたり…
これは感情が忙しいわね〜
魅力的なキャラクターたちの関係性は、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧くださいね。
リメンバーミーが泣ける理由③音楽がめちゃくちゃいい
リメンバーミーの魅力を語る上で、音楽は欠かすことができません。
音楽が印象的な映画といえばピクサー作品よりもディズニー作品に多いイメージですが、リメンバーミーは主人公・ミゲルがミュージシャンになるという夢を持っていることもあり、名曲が非常に多いんです!
表題曲「リメンバーミー」が素晴らしいのはもちろんのこと、私は「音楽はいつまでも」が大好きです♪
作中で歌われる「ウン・ポコ・ロコ」という曲は、ディズニーランドのアトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」にも登場しますよ。
音楽を憎んでいたはずのママイメルダが超美声で歌い始めたときも、驚きに近い感動がありました。
ただでさえ泣けるシーンの数々を、名曲たちがさらに印象的にしてくれるので、もはや号泣しないわけはないんですよね…。
リメンバーミーの泣けるやばいシーン5選
リメンバーミーは後半ずっと泣けるといっても過言ではないんですが、中でも泣けるやばいシーンを5つ厳選してご紹介します!
なおかなりのネタバレになりますので、「これから見る予定なのに…」という方は高速スクロールで飛ばしてくださいね。
- 「2度目の死」関連のシーン
- ミゲルとヘクターが家族だと分かるシーン
- 名曲「リメンバーミー」の制作秘話が明かされるシーン
- ココがヘクターを思い出すシーン
- ラストシーン
泣けるシーン①「2度目の死」関連の2場面
リメンバーミーには、「2度目の死」という概念が存在します。
生きている人に忘れられてしまうと、死者の国からも消えてしまうこと。
映画の中盤、ヘクターの友人であるチチャロンが「2度目の死」を迎えるシーンを目撃したミゲル。
生者の国に帰ったミゲルがチチャロンのことを覚えていたとしても、生前のことを知っている人が覚えていないと意味がないと言われてしまいます。
消えてしまったチチャロンに献杯するヘクターも泣けますが、のちにヘクター自身も「2度目の死」の危機にさらされて…
泣けるシーン②ミゲルとヘクターが家族だと分かる場面
物語前半では、自分のひいひいおじいちゃんはデラクルスだと信じていたミゲルですが、持っていた1枚の写真からヘクターがひいひいおじいちゃんだと判明します。
割と絶望的な状況に置かれて初めて気づいたミゲルとヘクターの関係。
「君と家族で嬉しい!」とお互いに喜びを爆発させる2人の様子に涙を禁じ得ません…
その後の、ママイメルダとヘクターの再会シーンまでひっくるめて大好きなシーンです!
泣けるシーン③名曲「リメンバーミー」の制作秘話が明かされる場面
デラクルスが歌ったことで有名になった名曲「リメンバーミー」ですが、実はこの曲を作ったのはヘクター。
多くの人に聞かせるために書いた曲ではなく、娘のココとの気持ちのつながりを表す大切な曲だったんです。
ココに向けて「リメンバーミー」を歌うヘクターの回想シーンで泣けるし、曲に込められたヘクターの想いで泣けるし…もう大変です。。
一番有名な曲なのに、「あれだけは(大勢の前で)歌いたくない」とヘクターが言い続けた理由がわかりますね…!
泣けるシーン④ココがヘクターを思い出す場面
ヘクターの娘で、ミゲルのひいおばあちゃんであるココが、ヘクターのことを思い出して語りだすシーンは号泣必至です。
高齢のため認知症が進み多くの物事を忘れかけているココ。
ココがヘクターを忘れると、ヘクターは「2度目の死」を遂げてしまう…
なんとかココにヘクターのことを思い出してほしいミゲルは、他の家族が止めるのを聞かず「リメンバーミー」の曲を歌って聞かせます。
涙声で歌うミゲルに、途中からママココの歌声が重なる名シーンです!
「リメンバーミー」の曲がもつ破壊力に加え、これでヘクターが消えなくて済んだという安堵感で余計に涙が止まりません。
泣けるシーン⑤ラストで家族が勢揃いする場面
こちらも超名曲「音楽はいつまでも」が流れるラストシーンも、泣けること間違いなしです。
映画のラストは、ミゲルがヘクターと出会ったあの日から1年後の死者の日。
ココの写真が増えた祭壇にはヘクターの写真もしっかり飾られていて、ミゲルは生まれたばかりの妹を抱っこしてご先祖様たちの話を聞かせます。
ココは亡くなっちゃったけど、死者の国でヘクターとイメルダに再会できたのね!
でも生前のヘクターを唯一知ってたココが死んじゃったら、ヘクターは「2度目の死」にならないの?
ミゲルが歌う「リメンバーミー」を聞いてヘクターを思い出したとき、ココが語るヘクターの様子を家族みんなが聞いていました。
直接会ったことがなくても、忘れないで語り続ければ「2度目の死」を遂げることはありません。
ここで私の大好きな曲「音楽はいつまでも」の歌詞がめちゃくちゃ沁みるんです…!
声を合わせ 僕ら家族
歌いながら 伝えよう
みんなの思い出と共に
生き続ける いつまでも
「音楽はいつまでも」より一部抜粋
あれほどまでに音楽を避けていたミゲルの家族たちも、ラストシーンではみんな歌い踊りながら死者の日のお祝いをします。
死者の国から帰ってきたご先祖様たち…もちろんヘクターも、一緒になってギターを奏でてハッピーエンド。
本当に、何度見ても泣ける名作だと自信を持って言えます!
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リメンバーミーは泣けないという声も!理由を徹底調査
リメンバーミーが泣ける理由や、やばいほど泣けるシーンなど、「リメンバーミーは泣ける」ということを前提にお話をしてきましたが、一方で「泣けなかった」という声もあがっています。
感想は人それぞれではありますが、泣けなかった人たちはなぜ泣けなかったのかの理由について見ていきましょう。
エレナおばあちゃんが苦手で泣けないという声
ママイメルダの教えを忠実に守り、家族から音楽を遠ざけ続けてきたミゲルのおばあちゃん・エレナが苦手だという声は非常に多いです。
孫が音楽をやりたいって言ってるのにあそこまで反対すると、毒親もとい毒おばあちゃんって感じるかも…
おばあちゃんなりに家族を守りたかったのだということはわからなくもないですが、ミゲルの気持ちを考えたらたまったもんじゃないですよね。
同じように家族から何かを禁止されたり、家業を継ぐために夢を諦めざるを得なかった経験をした人たちは、嫌な記憶が呼び起こされて「リメンバーミーでは泣けない」という状態になるようです。
ミゲルの行動は親として複雑になるから泣けないという声
つい親目線で見てしまい、「ミゲルを叱りたくなってしまう」という声もありました。
夢に一途だったとはいえ、序盤のミゲルの行動は褒められたものではありません。
行っちゃダメと言われたところに行くし、「借りるだけ」と言って死者のギターを持ち出すし…
言うこと聞かないなんてレベルは飛び越えてます!笑
最終的には、ミゲルの行動があってこそヘクターとココが無事に再会できたのですが、結果論ではありますよね。
「自分の子供がこんな行動をしたらどうするか」とつい現実的に考えてしまい、お話にのめり込めないという人がいるようです。
親族を亡くした経験がないと実感が湧きにくく泣けないという声
泣ける理由として「亡くした親族を思い出す」ということを挙げましたが、一方で身近な人を亡くしたことのない人からするとピンとこない部分が多いかもしれません。
家族がみんな元気で長生きなのはとってもうれしいことですけどね!
また、メキシコの「死者の日」のイメージが非常に明るいため、日本のお盆と比較してしまって実感が湧きにくいという声もありました。
確かに、死者の日・死者の国はカラフルなイメージですが、日本人が死に対して持つイメージは黒・白・グレーとモノクロ寄りな感じですもんね。
死者の国も楽しそうでいいけど、ファンタジー作品だとしか思えないと感情移入しにくくてあまり泣けないかもね!
期待値が高すぎると逆に泣けないという声
最後に、「泣ける泣けると言われてたので期待しすぎて泣けなかった」という声もありました。
これに関しては、私もこの記事でかなり「泣ける」と連呼してしまったので、どなたかの涙を奪ってしまっていたらごめんなさい…笑
「イマイチかも」って聞いてる方が、実際見たとき「思ってたよりよかったな」って思えるもんね〜
リメンバーミーが泣ける理由は?やばいシーンと泣けないという声もご紹介まとめ
今回は、ピクサーの名作映画「リメンバーミー」について、泣ける理由を考察してきました。
- 亡くなった親族を思い出して泣ける
- 登場人物に感情移入して泣ける
- 音楽がめちゃくちゃいいから泣ける
一度映画を見ていると、音楽を聴いただけで思い出して泣けることもあります。笑
ディズニーランドやディズニーシーでも「リメンバーミー」の名曲を聴くことができるので、遊びに行く前に見ておくとパークがより楽しくなりますよ。
ミゲルが出演するパレード「ハーモニーインカラー」の鑑賞場所もぜひチェックしておいてくださいね。
また、泣けるやばいシーンとしては次の5つを厳選してご紹介しました。
- 「2度目の死」関連のシーン
- ミゲルとヘクターが家族だと分かるシーン
- 名曲「リメンバーミー」の制作秘話が明かされるシーン
- ココがヘクターを思い出すシーン
- 「音楽はいつまでも」が流れるラストシーン
リメンバーミーは非常にいいお話で、「泣ける」という人が多いですが、もちろん一方で「泣けない」という人もいます。
泣けない理由としては、次のようなものがありました。
- 家族に抑圧された経験がある人はそれを思い出してしまい泣けない
- ミゲルの行動が非常識で賛同できないから泣けない
- 親族を亡くした経験がない・死に対するイメージが違いすぎて実感がわかず泣けない
- 期待値が高すぎて泣けない
映画を見た感想は人それぞれなのが当たり前です。
前評判に左右されず、ぜひご自身の目で見て泣けるか泣けないかを判断してくださいね。
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