ディズニーキャストといえば、いつも笑顔で元気で優しくて…というイメージ!
…のはずが、最近は「質落ちた」「冷たい人が増えた」という声も聞こえてきます。
中には「ディズニーキャストに怒られた」というゲストも…
冷たいディズニーキャストなんて怖いよ…
質落ちたって噂は本当なのかな?
ディズニーで怒られるなんて想像できないな〜
怒られたって言ってる人たちは一体何をしちゃったの?
今回は、ディズニーキャストの質が低下しているという噂について深掘りしていきます!
またゲストがキャストに怒られた理由についても調査しましたので、結果をお伝えしていきます。
「質落ちた」というのは私がディズニーキャストだった頃から聞こえてきていました…
当時のことや最新の状況を丸ごとご紹介していきますね。
ディズニーキャストは質落ちた?真相を解明
ディズニーキャストはなぜ質が落ちたと言われてしまうのか、そして本当にキャストの質は低下しているのか…
まずはこの点から見ていきましょう。
ディズニーキャストの質が落ちたのではなく「目立つようになった」
結論からいうと、キャスト全体の質はもう10年以上前から変わっていません。
私はゲストとしての立場では30年以上パークを楽しんでいますが、昔も今もキャストの対応にほっこりすることの方が多いです。
一方で自分がディズニーキャストとして働いていた当時は、同僚ながら「もう少しがんばれるだろうな…」という残念なキャストも一定数いました。
少し前にトラカン(ゴミ箱)が満タンになっていたことから「キャストの質落ちた」と炎上してましたが、以前から新人さん担当エリアなどではよくあることでした…笑
ではなぜそれが最近になって「質落ちた」と言われるようになったのか…それはSNSの普及により「質落ちた部分」が目立ちやすくなったからだといえます。
SNSでバズった投稿を見ると、パークで実際に自分が目撃したような気分になっちゃいませんか?
以前は誰もSNSにあげないから他の人は気づかなかったけど、今はパークに行ってない人でも見れるようになったってことね!
最新情報をいち早く知ることができるなどSNSのメリットは非常に多いですが、同様にマイナスな情報もあっという間に広まってしまうのが怖いところ。
前からあったネガティブな部分が目立つようになったことによって、「最近はディズニーキャストの質が落ちてる」と言われてしまうんですね。
身だしなみがゆるくなったのはキャストの質が落ちたわけではない
またディズニーキャストの質が落ちたと言われる理由のひとつに「チャラいキャストが増えた」という声もあります。
でも実はこちら、質が落ちたわけではなくルールの方が変更されているんですよ。
2023年4月から、茶髪や男性キャストの長髪が認められるようになりました☆
確かに以前はディズニーキャストといえば全員黒髪で、男性キャストは髪の毛が耳にかかってはいけない…と校則より厳しい規定がありました。
そのイメージを強く持っていたゲストにとって、髪色が明るいキャストが突然ふえたら「質落ちた!?」って思っちゃいますよね。
改訂から1年以上が経った今では、かなり見慣れたという方も多いのではないでしょうか。
ディズニーキャストは冷たい?対応が悪いと感じた例
特に全体として質が落ちたというわけではないディズニーキャストですが、中には冷たい対応をされて傷つくゲストがいるのも事実です。
ここでは、ゲストが経験しがちな「ディズニーキャストの冷たい対応」についてみていきましょう。
- バースデーシールに気づいてくれない
- 笑顔がない・言い方がきつい
- テーマショーを重視しなくなった
①バースデーシールに気づいてくれない
バースデーシールを貼って、お誕生日ディズニーを楽しむゲストは非常にたくさんいます。
シールに気づいたキャストはお祝いの言葉をかけてくれるのですが、なかなか気づいてもらえず「最近のキャストは冷たい」と感じた人も…
せっかくの誕生日、たくさんのキャストに祝ってほしいですよね…
もちろんこちら、キャストには悪気がない場合も多いです。
服やカバンでシールが隠れていたり、夜だと暗くて見えなかったり、あるいは他のゲストの対応に忙しく気付けなかったり…
事情はあるのかもしれませんが、気づいて「おめでとう!」と言ってくれるキャストの方が心に残ることは間違い無いですよね。
②笑顔がない・言い方がきつい
対応してくれたときの表情や、案内してくれたときの言い方がきついキャストに出会い、「冷たい」と感じる人もいます。
特に混雑日には、必死で対応するあまり笑顔を忘れたり、多くの人に聞こえるようにと声を張り上げた結果きつい言い方になってしまったりするキャストが多いと感じることがありますね。
私も、キャストにバースデーシールをお願いしたら、笑顔ゼロで対応されたことがあります…
棒読みで「おめでとうございます」とは言ってくれたけど、ちょっと怖かったな〜
写真撮影をお願いしたら「今は無理なので他の人に頼んでください」と言われた…という投稿もSNSに上がっていました。
これに関しては、声をかけたキャストが何らかの理由で急いでいた可能性もあるので、この投稿からだけでは何ともいえないのですが、断るにしても丁寧な言い方をしてほしいなと思いますよね。
③テーマショーを重視しなくなった
最近は、テーマショーを重視していないディズニーキャストが増えたとも言われています。
テーマショーというのは、それぞれのエリアや施設の背景となる設定のこと。
ディズニーキャストはその名の通り、みんな何かの配役を演じているんです。
カストーディアルキャストも、お掃除屋さんの役を演じてるんですよ☆
特に2024年6月にオープンしたファンタジースプリングスでは、テーマショーの作り込みもすごいと言われていたんですが、最近早くもそれが薄れてきたと言われているんです。
- 「オーケンのオーケーフード」のキャストがフッフーポーズをしている
- 「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のキャストはラプンツェルのことを知らない(まだ塔の中に閉じ込められているため)
- 「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」のキャストはミッキーを知らない(ネバーランドから出たことがないため)
映画をよく知っている人であれば、このような対応をしなくなったことに対して残念に思うこともあるでしょう。
でも逆に、映画を知らずにディズニーに行った人は「何を言ってるんだ…?」ってなりかねないね…
そこがバランスをとるむずかしさだと言えますね。
単に忙しさからテーマショーを重視しきれなくなったのか、誰にでも通じるように対応を変えたのか…
どちらの可能性もありますが、やはりテーマを大事にしてこそ「さすがディズニー!」という感想につながるような気もします。
ディズニーキャストにゲストが怒られた理由とは
インターネット上でときどき見かける、「ディズニーキャストに怒られた」というゲストの声。
なぜキャストに怒られるという事態になるのかについて調査してみました。
①危険な行為をした
「ディズニーキャストに怒られた」と言っている人のうち大多数を占めるのは、危険な行為をしてしまった人でした。
- パーク内を走った
- トラッシュカン(ゴミ箱)やベンチの上に立った
- 柵にのぼった
- パーク内で物を投げた
- 地震や雷雨で緊急対応中にキャストの指示を聞かなかった
- パレードが到着する直前にパレードルートを横切った 等
たくさんの人が集まるディズニーでは、「これくらい大丈夫だろう」と思った小さな行動が大きな事故につながることがあります。
安全に関することはキャストもかなり厳しく指導されているので、自分や他のゲストに危険が及ぶ行為は怒られたとしても仕方ありませんね。
②ルール・マナー違反をした
続いて、パークのルール・マナー違反をしてディズニーキャストに怒られたという声もありました。
- ハロウィン以外の時期に仮装をした
- 撮影禁止の場所で写真を撮った・撮ろうとした
- ショーやパレードの撮影をするときに頭の高さより上にカメラを構えた
- 徹夜で開園待ちをした
- 列に割り込んだ
- キャラクターの顔などをつかんだ 等
ルールやマナーを守らない行動は、周りのゲストに迷惑がかかることにもつながります。
ゲスト同士のトラブルを避けるためにも、ディズニーキャストは間に入ってゲストに注意をしなければいけません。
近くのゲストがこういう行動をしたら、キャストさんが怒ってくれたら逆に「よく言ってくれた!」って思っちゃうわ〜
反対に「こんなマナーの悪いゲストがいたのにキャストが注意してくれなかった!」と憤るゲストもいるほどです。
ゲスト同士だと、言いづらいことの方が多いですもんね。
ディズニーキャストに怒られたのはゲストに原因がある場合も多い
ゲストがディズニーキャストに怒られた理由についてご紹介してきましたが、「これは怒られたとしても仕方ないな」と思われた方が多いのではないでしょうか。
いずれも「怒られた」というより「注意された」「叱られた」が正しいですよね。
もしかして、質落ちたのってディズニーキャストじゃなくてゲスト側なの?
…と決めつけてしまうのもまた危険です。
ディズニーキャストの悪い対応が目立つようになったのと同様に、こうしたゲストの行動もSNSによって目立っているだけかもしれません。
人間の対応は鏡だとも言われます。
理不尽にディズニーキャストに怒られることはありませんので、ルールやマナーを守って楽しみたいですね。
もしもディズニーキャストから理不尽な対応を受けたら、SNSに投稿するのではなく、パークに伝えましょう!
ディズニーキャストの質落ちた?冷たいし怒られたという声を徹底調査まとめ
今回は、近年よく聞く「ディズニーキャストは質落ちた」という噂について深掘りしてきました。
- ディズニーキャストの質が落ちたのではなく悪い部分が「目立ちやすくなった」
- 髪色の明るいキャストが増えたのは質落ちたからではなくルール改定によるもの
中にはディズニーキャストのことを冷たいと感じるゲストや、キャストに怒られたというゲストもいます。
楽しく過ごせるはずのディズニーでキャストに冷たい対応をされたら悲しくなっちゃいますが、怒られたゲストにはそれなりの理由があることも事実でしたね。
ディズニーキャストに怒られた…なんて悲しい思い出を残さないために、
危険な行動をせず、ルールやマナーを守ってパークを楽しみましょう!
質落ちたと言われることもあるディズニーキャストですが、もちろん素敵な対応をしてくれるキャストが圧倒的多数です!
ディズニーキャスト全体としての質は決して落ちていないので、安心して話しかけてみてくださいね。