ディズニー続編ばかりなぜ？つまらない駄作が多いって本当？

ディズニー・ピクサー映画のうち、続編が存在する作品は多数あります。

さらにこの先、2024年から2026年にかけて公開が予定されているディズニーやピクサーの作品は続編ばかり…まさにラッシュといえる勢いです。

今回は、ディズニー・ピクサーの映画作品に続編が多い理由を考察していきます！

また、本当にディズニーの続編映画にはつまらない駄作が多いのかどうかも調査していますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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ディズニー映画が続編ばかり作られる理由を考察

ディズニー映画の続編が多数作られる理由として、考えられるのは次の3つです。

①本編の人気にあやかりたい

続編映画でもっとも期待できるのは、「前作からのファンが見にきてくれる」ということでしょう。

大好きだった作品の世界観にまた会えると考えると、映画館で見てみたいなと感じる人も多いですよね。

興行収入はもちろんのこと、関連グッズなども完全新作映画より売れることが見込めるのではないでしょうか。

大ブームをもう一度巻き起こせるかも…と考えると、続編映画を作りたくなる気持ちもわかりますね。

②キャラクターや設定を1から作る必要がない

続編映画を制作する場合、全体的な設定や主要キャラクターを1から作る必要がありません。

すでに人気のあるキャラクターを再び動かすことでストーリーを進めていくという、いい意味での「使い回し」が可能になるんですよね。

人間の登場人物は大人になるけれど、「トイストーリー」のおもちゃたちや、永遠の少年・ピーターパンは姿を変えないまま…という表現ができるのも、続編映画ならではです。

好きなキャラクターが、映画のあとどう過ごしているのかを知ることができるのは、ファンとしてもうれしいところですよね。

③前作での軌道修正がしたい

本編や前作の結末が、視聴者にあまりウケなかった場合、軌道修正のために続編映画を作ることもあり得ます。

例えば「ポカホンタス」は、ディズニー作品で初めて実在の人物をモデルにした作品なのですが、本編では史実とかなり違った表現で描かれていました。

それに対しての異論を受け、本編よりも史実に近づけた「ポカホンタス2」が公開されています。

「続編ばかり」と言われる今後公開予定のディズニー映画

「最近のディズニーは続編ばかり」と言われていますが、ここで今後公開予定のディズニー・ピクサー続編映画の一覧をチェックしてみましょう。

タイトル	公開時期
	全米	日本
インサイドヘッド2	2024年 6月14日	2024年 8月1日
モアナと伝説の海2	2024年 11月27日	2024年 12月6日
ズートピア2	2025年 11月	未定
アナと雪の女王3	2026年 時期未定	未定
トイストーリー5	2026年 時期未定	未定

3年間に計5作品もの続編映画が公開されるとなると、「続編ばかり」という印象を受けても仕方ないですね。

続編の公開までに前作を見直しておきたいですし、忙しくなりそうです！

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ディズニー続編はつまらない駄作が多いのか徹底調査

お伝えしてきた通り、これまでも、そしてこの先も続編映画が多数作られているディズニーとピクサー。

しかし残念なことに「ディズニーの続編にはつまらない駄作が多い」という声もあがっているんです。

本当につまらないのなら、映画館に行くのもためらってしまうもの…

これまでのディズニー続編映画の評判を調査してみましたのでご紹介しますね。

つまらない・駄作と言われてきたディズニー続編映画

「つまらないし駄作」だと言われてしまっているディズニーやピクサーの続編映画には、次のようなものがあります。

どういった点をつまらないと感じた人が多かったのか調査してみました。

ポカホンタス2はつまらない駄作？

上でも少しお話ししましたが、「ポカホンタス2」は前作よりも史実に近づけたストーリーで描かれました。

ジョン・スミスの訃報を知ったポカホンタスは、ジョン・ロルフという別の青年と親しくなります。

のちにジョン・スミスの訃報は誤報だったとわかり、ポカホンタスと再会も果たすのですが、彼女が最終的に選んだのはロルフ…

ちなみにポカホンタス、ジョン・スミス、ジョン・ロルフいずれも実在した人物です。

トイストーリー4はつまらない駄作？

アンディの元で出会った名バディ・ウッディとバズ。

2人はずっと友達…だったはずが、ウッディがまさかの選択をしたエンディングが多くのトイストーリーファンを混乱の渦に落としました。

私もこの作品を見たときは結構ショックで、パークでパレードに出てくるウッディとバズを見てちょっと複雑な気持ちになりました…笑

シュガーラッシュオンラインはつまらない駄作？

「シュガーラッシュ」の続編「シュガーラッシュオンライン」は、ストーリー全体というより細かい部分が引っかかるという声が多くありました。

特に多かったのが、多くのプリンセスたちが一堂に介しているシーン。

ディズニーネタを風刺するという新しい手法は賛否両論を巻き起こしました。

個人的にはプリンセスがおもしろ集団のようになっている様子に思わず笑っちゃったんですが、確かにその作品のファンからすると「扱いが雑」だという印象を受けますね。

シンデレラがガラスの靴を叩き割って武器にするシーンなどは衝撃すぎて言葉を失うかも…

評判のよかったディズニー続編映画も多数！

ディズニー・ピクサーの続編映画だからといって、もちろん全てがつまらない駄作だというわけではありません！

高い評価を受けている続編映画もたくさんあるんですよ。

シンデレラ3

シンデレラの続編は「シンデレラ2」と「シンデレラ3」の2作品ありますが、「シンデレラ2」は本編の”その後”の世界を描く短編集です。

評判がいい続編は長編映画となる「シンデレラ3」。

この作品では、フェアリーゴッドマザーの杖を手に入れたトレメイン夫人によって、時間が巻き戻されてしまうんです。

本編ではやや受け身なプリンセスだったシンデレラが、自分の力で元の未来を取り戻そうと奮闘する様子や、アナスタシアが途中で改心する様子は必見。

意地悪だと思っていたアナスタシアにだんだん好感が持ててきて、最終的にはかなりかわいく見えてきますよ。

ピーターパン2

「ピーターパン2」の舞台は戦時下のロンドン。

自らのおかれた状況から、夢を持ったり妖精を信じたりという心を持てずにいたジェーンが今作のヒロインです。

大人になり母となったウェンディと、永遠の少年・ピーターパンの再会のシーンもグッときますよ！

「ピーターパン」本編ではちょっとセンシティブな表現も見られましたが、「ピーターパン2」はかなりマイルドになっているのも見やすいポイントのひとつかもしれません。

かつてウェンディにしたように、ジェーンにキツく当たるティンカーベルには、ちょっと懐かしさを感じます。笑

ノートルダムの鐘2

「ノートルダムの鐘2」では、前作でのフロローとの戦いから7年後の様子が描かれています。

ハッピーエンドの多いディズニー映画の中で珍しく「ノートルダムの鐘」はなんとも切ないバッドエンドを迎えるのですが、続編ではようやくカジモドに幸せが訪れます…！

トイストーリー3

つまらない作品に続いて、評判のいい作品にも名前を連ねたトイストーリーの続編。

「トイストーリー3」は、大学に進学することになったアンディがおもちゃを手放すというなんとも切ないストーリーです。

もうおもちゃで遊ぶことはないけれど、手放してしまうのには抵抗がある…そんな思いをした大人は多いのではないでしょうか？

この名作があったからこそ、「トイストーリー4」が成功しにくかったのでは…という声もありますね。

トイストーリーについては第5弾も公開予定となっていますので、ウッディとバズがどのように登場するのか今からドキドキしてます。

アナと雪の女王2

桁違いの興行収入を記録した「アナと雪の女王2」。

全米では本編よりも続編の方が興行収入が高かったというレアな現象を引き起こしているんです。

少しお話がわかりにくいという声や、最終的にアナとエルサが別々の生き方を選んだという結末に納得がいかないという声もありますが、ヒットしたことには間違いありません。

ディズニーシーに2024年6月にオープンした新エリア・ファンタジースプリングスでも、エリアの風景は「アナと雪の女王2」をもとに作られているんですよ。

見直してから遊びに行けば、パークをもっと楽しむことができそうですよね。

続編が本編の出来を超えるのはむずかしい

ご紹介してきたように、「つまらない駄作」と評されてしまう作品も、「おもしろかった！」と評判のいい作品も入り乱れているディズニー映画の続編。

そもそも映画を見て抱く感想は人それぞれなので仕方ない部分は大いにありますが、続編映画は本編以上に賛否が分かれやすい傾向にあります。

いずれにしても、本編がヒットしていなければ続編が作られることもありません。

それだけの名作を超えなければならない…と考えると、続編を制作することは非常に勇気のいることだとも考えられます。

今後もたくさんの続編映画が公開予定となっているディズニー・ピクサー映画。

楽しみに思いつつも、「コケたら嫌だなぁ」と心配している方も多いのではないでしょうか。

ディズニー続編ばかりなぜ？つまらない駄作が多いって本当？まとめ

これから2026年にかけて、続編映画の公開が多数予定されているディズニー・ピクサー作品。

本記事では、続編ばかりが作られる理由を考察してきました。

もちろん新作のディズニー・ピクサー映画も制作されてはいますが、スタジオジブリをはじめとする他のアニメーションスタジオと比較すると続編ばかりという印象を受けてしまいますね。

本編がヒットすればするほど、どうしても比較されてしまうので、続編映画に対するファンからの目は厳しくなります。

その分、「前作と比べたらつまらない」「前作の方がよかった」という感想が「駄作が多い」という総合評価につながってしまうのかもしれません。

しかし、映画に対する感想は人それぞれ違うのが当然です。

世間で「駄作」だといわれている作品でも、思わぬところで自分のお気に入りになる可能性は大いにあるので、まずは自分の目で見て判断したいですね。

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