ディズニーシーのブロードウェイミュージックシアターでレギュラー上演されているビッグバンドビート。
スウィングジャズの名曲とミッキーの華麗なドラムプレイが魅力の、大人気ショーです。
…が、そんなビッグバンドビートを見た人から「がっかりした」や「つまらない」といったネガティブな感想が出てしまっているんです。
せっかく抽選に当たって見れたのにがっかりしたくないよ…
なんでつまらないって思われちゃってるんだろう。
生演奏がいつまで経っても復活しないって友達がぼやいてたなぁ…
ビッグバンドビートはもう完全版にはならないの?
リニューアルをしながらもロングラン公演を続けているビッグバンドビート、私たちも大好きなショーです。
今回はビッグバンドビートがつまらなくなってしまったという理由を解説した上で、生演奏が復活するとしたらいつなのかを予想していきます!
初めてビッグバンドビートを見たときは、生演奏の迫力とミッキーのドラムに圧倒されました!
完全復活する日が早くくるといいんですが…
ビッグバンドビートがっかりでつまらない理由3選
コロナ禍でたくさんの制約がある中、ビッグバンドビートは2021年4月1日に「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」として公演再開されました。
しかし残念ながら、その内容にがっかりしたゲストが多数いたんです。
まずはその理由をチェックしていきましょう。
- ビッグバンドによる生演奏がなくてがっかり
- シンガーによる生歌がなくてがっかり
- キャラクターのセリフが英語で子供はつまらない
①ビッグバンドによる生演奏がなくてがっかり
以前行われていた「ビッグバンドビート」では、ビッグバンドビート・ジャズ・オーケストラというバンドの生演奏にのせてショーが行われていました。
しかしコロナ禍で生演奏ができなくなり、「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」では音源を使用したショーへと変更になったんです。
音源だろうと名曲は名曲ですけど…やっぱり迫力が物足りないし、アドリブやソロも素晴らしかったので、がっかりしちゃうのわかります〜
ビッグバンドビートの終盤では、バンドのドラマーとミッキーが繰り広げるドラム対決が大きな魅力だったのですが、現在はミッキーひとりのドラム演奏になっています。
②シンガーによる生歌がなくてがっかり
生演奏カットで姿を消したのはビッグバンドだけではありません。
従来のビッグバンドビートは女性2名・男性2名のシンガーが生歌を披露してくれていたのですが、現在はこちらも無くなっています。
バンドメンバー紹介の後の、日替わり(回替わり?)曲で何を歌ってくれるのかをいつも楽しみにしてたので…
生歌が聴けなくてがっかりしちゃったのは僕も同じです!
③キャラクターのセリフが英語で子供はつまらない
こちらは「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」に限ったことではないのですが、ショー中のキャラクターのセリフがすべて英語なので、小さな子供は何を言っているのかわからずつまらないと感じるようです。
そもそもスウィングジャズっていうテーマがちょっと大人向けかもね。
従来のビッグバンドビートでは、MCをつとめるのはミッキーではなくシンガーでしたが、いずれにしても英語でしゃべります。
もちろん歌の歌詞も全編英語。
子供だけではなく大人の中にも、つまらないと思って寝てしまう人もいますね。
生演奏じゃなくなって迫力が減ってるから、ますます寝ちゃう人が増えてるかも…
ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリートのがっかりじゃないポイント3点
いくつもの制約がある中、なんとかゲストを楽しませようと考えてくれたんだということがよくわかる「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」。
がっかりしたという意見について先にご紹介しましたが、もちろんがっかりポイントばかりではないですよ。
ここからは、「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」のいいところをご紹介していきますね。
- ドナルドが出演するようになった
- キャラクターの出演シーンが全体的に増えている
- ミッキーのドラムは変わらず聴ける
①出演キャラクターにドナルドが追加されている
生演奏を行うバンドとシンガーが姿を消した代わりに、人気キャラクター・ドナルドダックが出演するようになりました。
ビッグバンドビートは2016年にも一度リニューアルをしているのですが、歴代の出演キャラクターをまとめてみますね。
2006年〜 | ミッキー ミニー デイジー マリー |
2016年〜 | ミッキー ミニー デイジー グーフィー |
2021年〜 | ミッキー ミニー ドナルド デイジー グーフィー |
最初のバージョン以降レギュラー出演したことのなかったドナルドですが、「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」ではデイジーと共演しています。
これはドナルド推しにはうれしい限りですよね♪
②キャラクターの出演シーンは全体的に増えている
上でご紹介したドナルドの出演追加だけでなく、ショー全体を通してキャラクターの出演シーンが増えています。
従来のビッグバンドビートでは、中盤はシンガーの歌をじっくり聴くターンだったんです!
シンガーの美声に酔いしれるのはそれはそれで大好きでしたが、やっぱりキャラクターの姿を見るとテンションがあがっちゃうという人も多いですよね。
生演奏や生歌をカットせざるを得ない状況で、どうすれば少しでもゲストの満足度を上げられるか…ということを考えてくれたのかなと思います。
特にミッキーのピアノ伴奏に合わせてミニーちゃんが歌うシーンは私のお気に入りです♪
③ミッキーのドラムプレイは健在!
ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリートの中で唯一残っている生演奏が、ミッキーによるドラムプレイです!
あいにくジャズバンドとのセッションはかないませんが、パワフルにドラムを打ち鳴らすミッキーに目が釘付けになるのは私だけではないはず。
ドラムを叩いていたミッキーがステージ中央に駆け出したと思ったらタップダンスを披露し、またドラムに戻って演奏を始める…
まずミッキーの体力がすごすぎてびっくりします!
ビッグバンドビートの代名詞とも言える、ドラムを叩くミッキーの姿。
それまで生演奏や生歌がなくて寂しく思っていた心を、一気にうめてくれるくらいのパワーがあります!
ビッグバンドビートの生演奏はいつ復活するか予想
残念ながら多くのゲストに「がっかり」という感想を抱かせてしまっている、ビッグバンドの生演奏カット。
コロナが原因での対策だとすれば、そろそろ復活してもいいはずですよね。
ここからは、ビッグバンドビートの生演奏がいつ復活するのかを予想していきましょう!
生演奏の復活は年度明けのタイミングと予想
ビッグバンドビートの生演奏が復活する場合、タイミングとしては年度明けになると予想しています。
2024年の年度明けから、ディズニーランドの「マジカルミュージックワールド」と「クラブマウスビート」が完全版になったと話題になりましたね☆
これには、レギュラーショーに出演する外国人パフォーマーの契約が年度単位だからということが大きく関係していると思われます。
ではわくわくしながら2025年の年度明けを待てばいいのか…と言われると、ちょっと気になることがありますので次で解説していきますね。
当面の間は生演奏が復活しない可能性大
先ほど「生演奏が復活するとしたら年度明け」とお話ししましたが、それは必ずしも次の年度明けだとは限りません。
なぜなら現時点で、外国人シンガー向けのオーディション募集がかかっていないんです…
生演奏と生歌の復活に向けて動いているなら、もうオーディションが始まっててもおかしくないもんね…
この状況を見ると、生演奏と生歌が復活できるようになるにはまだしばらく(もう1年?)かかるのかもしれない…と思っちゃいますね。
生演奏が復活しない理由はコスト?
ビッグバンドビートの生演奏がなかなか復活しない理由は、コスト面の問題が大きいのではないかと予想しています。
元々はコロナ禍をきっかけにカットされた生演奏ですが、他のエンターテイメントでは続々と戻ってきています。
- 生演奏:ディズニーランドバンド(ディズニーランドのアトモスフィア)
- 生演奏:マリタイムバンド(ディズニーシーのアトモスフィア)
- 生歌:ダイヤモンド・バラエティマスター(ディズニーランドのショーレストラン)
つまり生演奏や生歌を行うこと自体には、「問題ない」と判断されているということになりますよね。
一方で、生演奏を復活させるとなると次のようなコストが必要になります。
- 外国人シンガーの人件費
- バンド奏者の人件費
- 変更を行う部分のショー開発費
ファンタジースプリングスをオープンさせた直後に、ディズニークルーズに参入するというビッグニュースを打ち出してなんだか景気がよく感じるオリエンタルランド。
しかし膨大な資金をどう動かすかと考えたときに、どこかにしわ寄せが来てしまうことも考えられますよね。
なおビッグバンドビート以外にも、コロナ前の水準まで戻せていないコンテンツがあるんです。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
株主総会では「検討していく」との回答
2024年6月27日に行われたオリエンタルランドの株主総会で、質疑応答の際にビッグバンドビートの生演奏復活に関する質問があがりました。
それに対する回答は「詳細は述べられないが、生演奏の復活、もしくは新プログラム等の検討をしていく」というものでした。
生演奏復活について、まだ検討前ってレベルね…というか新プログラムの可能性も??
これには、現在の「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」のいいところとしてご紹介したキャラクター出演シーンの増加などが関係しているのではないでしょうか。
従来のビッグバンドビートは生演奏も含めて素晴らしいクオリティでしたが、ジャズに興味がない人や小さなお子様にはつまらないと感じられてしまう面もありました。
現在のように、ほぼずっとキャラクターがパフォーマンスをしている状態であれば、「家族みんなが楽しめるショー」だともいえます。
ドナルド推しの人からすると、「生演奏は復活してほしいけどドナルドはいなくならないでほしい」という複雑な思いを抱えていることも…
つまり、コロナ前の状態にすっかり戻してしまったのでは、また別の不満が出る可能性があるということですね。
これを踏まえて、「キャラクターの出演多数+生演奏・生歌」の最強ビッグバンドビートを新プログラムとして考えてくれていたらいいな…と思うのですが、流石に期待しすぎでしょうか?
ディズニーの理論でいけば、願い続ければ叶うかも…☆笑
ビッグバンドビートがっかりでつまらない?生演奏いつ復活か徹底予想まとめ
今回は、ディズニーシーの人気ショー「ビッグバンドビート」でがっかりしたり、つまらないと感じる人がいたりする理由を解説してきました。
- ビッグバンドによる生演奏がなくてがっかり
- シンガーによる生歌がなくてがっかり
- キャラクターのセリフが英語で子供はつまらない
生演奏が復活するタイミングとしては、いつかの年度明けになるのではないかと予想していますが、株主総会でのオリエンタルランド側の発言から、新プログラムに切り替わる可能性もゼロではない様子。
まったくの別物になってしまうのではなく、今の「ビッグバンドビート・ア・スペシャルトリート」と従来のビッグバンドビートのいいところを合わせたショーがスタートするといいですね。
2024年8月現在、ビッグバンドビートはエントリー受付(抽選)に当たるほか、バケーションパッケージのショー鑑賞券などで予約したり自由席に並んだりして見ることができます。
詳しい鑑賞方法は、こちらの記事でご確認くださいね。