ディズニーランドには多くのアトラクションがありますが、ビッグサンダーマウンテンはその中でも人気の高いジェットコースターです。

ビッグサンダーマウンテンって、怖いジェットコースターなのかな?
速度や浮遊感がどのくらいなのか知りたい!

子供が「乗ってみたい!」って言うけどまだ怖いんじゃないかな…
怖くない方法とかあるなら試してみたいな。
絶叫系が苦手な人にとっては、どのくらいの速度が出るのかや浮遊感の有無は気になりますよね。
本記事では、ビッグサンダーマウンテンがどのくらい怖いのかについて解説していきます!

怖くない方法もご紹介するので、心配な方は試してみてくださいね!
ビッグサンダーマウンテンは怖いのか

まずは、ビッグサンダーマウンテンが怖いのかどうかについて解説していきますね。
ビッグサンダーマウンテンはそんなに怖くない
結論から言うと、ビッグサンダーマウンテンはそんなに怖いアトラクションではありません。
速度や浮遊感など細かい要素については後ほどくわしくご紹介しますが、ビッグサンダーマウンテンは東京ディズニーリゾートの絶叫アトラクションの中ではかなり穏やかなんですよ。

私は5歳のときにビッグサンダーマウンテンでジェットコースターデビューを果たしました☆
今ではディズニーランドにもディズニーシーにも子供向けコースターがありますよね。
これらができる前は、ビッグサンダーマウンテンが一番怖くないジェットコースターでした…というかジェットコースター自体がそんなになかったのですが。笑

身長制限は102cm以上だというところからも、ディズニーシーのアトラクションたちと比べると緩やかだと分かりますね。
ディズニーランドで同じ102cm以上の身長制限がかかっているアトラクションは「スターツアーズ」ですが、ビッグサンダーマウンテンは酔う心配もありません。

トンネル内は声が響いて怖いかも
ビッグサンダーマウンテンはコース内に何度かトンネルがあるのですが、そこを通る時はゲストの叫び声が響いて怖いと感じるかもしれません。

他の人の絶叫を聞くと、なんか実際以上に怖いような気がしてくるよね…
でもトンネルはそれほど長いわけではないので心配は要りません。
大きい音が苦手な場合は耳をふさいだり、自分も負けじと大きな声で絶叫したりすると怖さが緩和されますよ。
実はバックグラウンドストーリーがちょっと怖い
ビッグサンダーマウンテンの乗り物自体はそれほど怖くないのですが、実はちょっとオカルト寄りな怖いバックグラウンドストーリーがあるんです。
- 舞台はアメリカ西部の鉱山(ゴールドラッシュの頃)
- 金脈が発見されたビッグサンダーマウンテンでは、「ビッグサンダー・マイニングカンパニー」という金の発掘会社が採掘作業を開始
- 精霊が住むと噂されたこの鉱山では、作業中の事故やトラブルが絶えなかった
- ついには鉱山列車が運転士のいないまま暴走を始める
- 精霊の呪いを恐れた人々は鉱山から次々と離れていき、周囲は活気を失った
- マイニングカンパニーは無人になったが、鉱山列車は今でも暴走を続けている…
このバックグラウンドストーリー、ディズニーシーにあるジェットコースター「レイジングスピリッツ」のものと少しだけ似てるんですよね。
こちらも気になる方はチェックしてみてくださいね!

ビッグサンダーマウンテンの速度や浮遊感はどのくらいか

ジェットコースターの怖さを判断する指標といえば、やっぱり速度や浮遊感ですよね。
ここからはビッグサンダーマウンテンの速度はどのくらいなのか、そして浮遊感はどの程度強いのかについて解説していきます。
ビッグサンダーマウンテンの速度は時速約40km
ビッグサンダーマウンテンの最高速度は時速約40kmです。

40km…交通標識でよく見かける数字よね。
そうなんです、一般道を走る車と同じくらいの速度…と考えると、ジェットコースターにしてはゆっくりだと思いませんか?
ここで、東京ディズニーリゾートにある他のアトラクションの速度と比較してみましょう!
速度順 | アトラクション名 | 時速 |
1 | センターオブジアース (TDS) | 75km |
2 | スプラッシュマウンテン (TDL) | 62km |
3 | レイジングスピリッツ (TDS) | 60km |
4 | タワーオブテラー (TDS) | 50km |
5 | ビッグサンダーマウンテン (TDL) | 40km |
6 | フライングフィッシュコースター (TDS) | 35km |
ガジェットのゴーコースター (TDL) | ||
8 | インディジョーンズ (TDS) | 25km |
ビッグサンダーマウンテンよりも速度の遅いアトラクションは、両パークにある子ども向けコースター2つと、絶叫系に入れるかどうかも判断が分かれるインディジョーンズのみです。

さらに、海外のディズニーパークにあるビッグサンダーマウンテンとも比較してみました!
速度順 | パーク | 時速 |
1 | ディズニーランド・パリ (DLP) | 65km |
2 | マジックキングダム (WDW) | 58km |
3 | ディズニーランド (DLR) | 45km |
4 | 東京ディズニーランド (TDL) | 40km |
カリフォルニアのものは東京のビッグサンダーマウンテンとそれほど速度差がないですが、パリとフロリダはかなり速いことがわかりますね。
ちなみに香港ディズニーランドにも「ビッググリズリーマウンテン」というビッグサンダーマウンテンに似たアトラクションがありますが、速度は明確にされていないもののかなり速いと推定されています。

ビッググリズリーマウンテンは逆走もあって超楽しいんですよ〜☆
ビッグサンダーマウンテンで浮遊感を感じるのは1回程度
高いところから落ちるときのふわっとする感じ…浮遊感を苦手とする方も多いですよね。
でもご安心ください、ビッグサンダーマウンテンはかなり浮遊感が弱めのアトラクションですよ。

はっきり浮遊感を感じる落下は1回だけ。
めちゃくちゃ苦手な方はもう1箇所ちょっと怖いと思うかも…くらいです!
ビッグサンダーマウンテンは旋回しながら下降していく動きが多く、高低差よりもスピード感を楽しむアトラクションです。
速度も上述した通りめちゃくちゃ速いわけではないので、適度なスリルを味わえるところが魅力だといえますね。
浮遊感だけで比べると、真っ直ぐ落ちるところが長いスプラッシュマウンテンの方が怖いかもしれません。

ビッグサンダーマウンテンの怖くない方法を解説

ビッグサンダーマウンテンはそんなに怖くない…とお伝えしてきましたが、絶叫が苦手な方や初めてチャレンジする方は不安も大きいですよね。
ここからは、ビッグサンダーマウンテンが怖くなくなる方法についてご紹介します。
①怖くない席(1番前)に乗らせてもらう
ビッグサンダーマウンテンで怖くない席は1番前の席です。

巻き上げ式のジェットコースターなので、1番前だと落ち始めるときのスピードが遅いんです!
アトラクションの座席はキャストさんが振り分けてくれたところに座るのが原則ですが、どうしても怖い場合は相談してみましょう。
混雑状況などによって希望が通らないこともありますが、特に小さい子が初めて乗るときなどは配慮してもらえることも多いですよ。
②昼間のうちに乗る
ビッグサンダーマウンテンが怖い人は、昼間の明るいうちに乗るようにしましょう。
あたりが暗くなると体感スピードが増すので、屋外にあるジェットコースターは夜の方が怖く感じるんです。
また朝イチはアトラクションが温まっていないため、実際の速度も出づらいと言われています。

体感できるかどうかはわからないレベルの違いだろうけど…
「今は怖くない!」って思ったらプラシーボ効果みたいな働きがあるかも?
③動物を探して気をそらす
ビッグサンダーマウンテンのコース中には、たくさんの動物たちが隠れています。
その動物たちの姿を探したり、数を数えたりして気をそらすことも、ビッグサンダーマウンテンの怖さを軽減するコツですよ。

シンプルなジェットコースターだと動きに集中しちゃうから余計に怖さが増すのね!
また動物を探そうと目を開けていると自然とコースも目に入り、次にどんな動きがあるのかが把握できるので心の準備もできます。
怖いからと言ってうつむいたり目をつぶっていたりすると、予想外のタイミングで思っていたのと違う方向に動いてびっくりする…なんてこともありますもんね。

反対にスペースマウンテンは暗闇の中で予想外の動きやスピード感を楽しむアトラクションでしたね☆
新スペースマウンテンも楽しみだな〜!

④落ちるときに上を向いて浮遊感対策をする
上述したようにビッグサンダーマウンテンは比較的浮遊感が弱いアトラクションですが、それでも怖い場合は落ちる時に上を向いて対策しましょう!
怖いからといってうつむいてしまうと、浮遊感はより強くなります。

ビッグサンダーマウンテンの落ちるところはちょうど並んでいる人に手を振れるポイントでもあるので、ゲスト同士のコミュニケーションを楽しむのもおすすめですよ☆
⑤思いきって叫ぶ
怖いときには思い切って絶叫するのも、怖さを軽減する方法の1つです。
叫ぶことでお腹に力が入るため姿勢が安定し、浮遊感や速度といった怖い要素を感じにくくなるんですよ。

絶叫マシンで絶叫するのって、実は理にかなってるんだね!
ビッグサンダーマウンテン怖い?速度や浮遊感に怖くない方法を解説まとめ

ディズニーランドを代表する人気アトラクション、ビッグサンダーマウンテン。
今回は、ビッグサンダーマウンテンが怖いのかどうかについて解説してきました。

ビッグサンダーマウンテンは速度が遅めで浮遊感も弱めなので、そんなに怖いアトラクションではないです!
…とは言っても心配だという方は、本記事でご紹介した怖くない方法をぜひ試してみてください!
- 1番前の席にしてもらえないか相談する(速度対策)
- 昼間のうちに乗る(体感速度が遅いため)
- 動物を探して気をそらす
- 落ちるときに上を向く(浮遊感対策)
- 思い切って絶叫する
速度も浮遊感もほどほどで適度なスリルを味わえるビッグサンダーマウンテンは、年代問わず人気のアトラクションです。
短い待ち時間でビッグサンダーマウンテンに乗りたい方は、プライオリティパスも活用してくださいね☆

\ 朝イチはビッグサンダーマウンテン空いてる! /