ディズニー年パス廃止理由なぜ?復活や代わりのパスポート登場ある?

ディズニー年パス廃止理由なぜ?復活や代わりのパスポート登場ある?

1年間ディズニーに行き放題だった年間パスポート(年パス)。

私もかつては年パスユーザーでしたが、2025年現在ディズニーの年パスは「販売休止」のまま実質廃止の状態です。

けんさく

ディズニーの年パス、廃止された理由ってなぜなの??

なや美

便利でありがたかったのに…年パスが復活したり、代わりのパスポートが登場したりっていう可能性は期待できないのかな?

実質廃止状態の年パスに対しては、ディズニーのリピーターからの反応もさまざまです。

復活を望む人、代わりのパスポートに期待する人、むしろ廃止をよろこんでいる人…

本記事では、ディズニーの年パスが廃止された理由から、復活の可能性、代わりのパスポートは販売されるのかまでくわしく考察していきます!

Charlie

年パスがない今も結局ディズニーには何度も行ってるので、復活してくれたらお財布は助かるんですが…むずかしいかな〜という感じですね。
くわしくは後ほど☆

目次

ディズニー年パスの廃止理由を考察

冒頭でもお伝えしたとおり、ディズニーリゾート公式サイト上の表記は「販売休止中」となっているものの実質廃止状態の年パス。

まずは廃止に至った理由について考察していきます。

ディズニー年パスの廃止理由とは?
  • 販売休止のきっかけはコロナによる休園
  • 年パスはコロナ明けの運営状況と合っていない
  • 混雑度と収益とのバランスが悪かった

廃止理由①年パス販売休止のきっかけはコロナによる休園

こちらはもう多くの方がご存知かとは思いますが、ディズニーの年パスが販売を休止した最初のきっかけは”コロナ流行による臨時休園”です。

パーク自体が閉まってしまったので、当然ながら年パスを含むすべてのパークチケットが一時的に販売休止に。

その後パークの運営は再開され、チケットの種類も少しずつ復活してきたものの、年パス復活は叶いませんでした。

Chariot

当時の年パスユーザーは払い戻しの手続きをせざるを得なくなり…
ディズニーとの関わりが薄れるようで結構メンタルにきましたよね。

廃止理由②年パスはコロナ明けの運営状況と合わない

入園ゲスト数を5,000人に制限していた頃ならいざ知らず、その後制限が緩和されても年パスが復活することはありませんでした。

けんさく

他はいろいろ元に戻ったのに、なんで年パスだけダメなのかな〜?

それは、コロナ禍を経てパークの運営方法が大きく変化したことに原因があると考えています。

  • 当日券販売がなくなりチケットは事前予約制に変更
  • チケットの変動価格制導入(2021年3月20日〜)

以前はディズニーランド・ディズニーシーそれぞれのチケットブースで当日券を販売していましたし、オープン券(入園日が決まっておらずいつでも使えるもの)もありました。

そのため当日の混雑状況に応じて入場制限がかかることがありましたね。

しかし現在は事前販売のチケット枚数で人数コントロールをしています。

なや美

年パスのゲストが想定よりたくさん来たら、パーク内が人だらけになっちゃうね…

また2021年3月20日からチケットの価格変動制が導入されたことで、年パス自体の価格設定がむずかしくなったというのもあるでしょう。

Charlie

年パスも入園予約制にしたり、チケット代が高い日は除外日にしたりで対処できなくもなさそうですが…
新しいシステムを作るのにもあらゆるコストがかかりますからね〜

廃止理由③混雑度と収益のバランスが悪かった

端的にいうと、年パスだと利益が上がりにくい…つまり「儲からない」というのも廃止に至った理由の1つだと考えられます。

年パスを持っていると、毎日好きなショーだけ見に行ったり、学校や仕事帰りにちょっと寄って帰ったりということが可能でした。

ゲストとしては便利ですが、こういう使い方をする人が多いと客単価は下がってしまいます。

けんさく

短時間滞在の人は、朝から晩までパークで過ごす人よりもお金を使わないかもね…

2025年6月27日に行われた株主総会の質疑応答で、オリエンタルランド高橋社長から「元々年パスはTDL5周年記念で1年限定販売の予定だったところが好評のため続いた」と明かされました。

確かにその頃は今と比べ物にならないほどパークが空いていたので、「混んでて何もできない」という状況にはなりにくかったんですよね。

Charlie

私が初めて年パスを持ったときTDLは7周年で(年がバレる…)、毎日幼稚園帰りにディズニー行ってましたが混んでた記憶がまったくないです!笑

ディズニーがどんどん人気になりゲスト数が増えてきた中で、年パスユーザーの「ふらっと来てさらっと楽しんで帰る」という消費スタイルは売り上げにつながりにくかったと考えられます。

ゲストとしては「混みすぎて不満が募る」という状態、パークとしても「混んでる割に売り上げはイマイチ」となると問題視されても仕方ない気はしますよね。

ディズニー年パス復活の可能性はあるのか

年パスが販売休止(実質廃止)に至った理由について考察してきましたが、リピーターとしてはやはり年パス復活を願ってしまうもの。

ここからは、年パスが復活する可能性はあるのかどうかについて考えていきましょう。

年パスが復活する可能性は低い

結論から言うと、残念ながら年パスが復活する可能性は低い…それも限りなくゼロに近いレベルです。

2025年の株主総会でもチケット(年パス)に関する質問は出ましたが、それに対する回答は次のようなものでした。

年パス復活に関するオリエンタルランドからの回答
  • 今後も価格変動制のワンデーパス中心
  • 年パス復活を希望する声があるのは把握しているが予定はない

こう言われると、会社側は年パスを復活させようとは考えていないことがうかがえますね。

それならいっそ公式サイトの表記も「販売休止中」でなく正式に「廃止」と言ってくれた方がスッキリするのにとも思います。笑

ちなみに現在販売休止中、または過去に廃止になったチケットは年パス以外にも多数あります。

下記の記事でご紹介していますのでぜひ見てみてくださいね。

復活しない理由①リピーター獲得から客単価増加への方針転換

ではなぜ年パスを復活させようとしないのか…1つ目の理由として考えられるのは、「リピーター獲得から客単価増加へ」という運営方針の転換です。

年パスユーザーの客単価が低かったというのは上でもご紹介したとおり。

さらに近年は外国人観光客からの人気もあり、年パスを復活させてリピーターを獲得する必要性が薄くなっています。

なや美

「たまにしか行けないから、パークフードも買い物も楽しんで、ホテルに泊まって両パーク…って贅沢に遊ぼう!」って人を増やしたいのね〜

復活しない理由②年パスがなくても売り上げが上がっている

もう1つの理由は、「年パスがない状態でも十分利益が出ている」ということです。

客単価の向上に成功しているのは上でお伝えしたとおりですし、さらにいうと年パスを廃止したからといってゲスト数が著しく減ったというわけでもありません。

「毎日インパする」という人は間違いなく減っていますが、だからと言って元年パスユーザーがパークに行かなくなったか…というとそうではないと思いませんか?

Chariot

元々年パスを持つほどディズニーが好きだった人たちが、パークに行くのを我慢する…なんてできるわけないんですよね。笑

私もさすがに年パスを持っていた頃と比べるとインパ回数は減っているものの、年パスだったらとっくに元が取れているくらいの回数は遊びに行ってます。

つまり「年パスを無くしたからといって過去に獲得したリピーターがゼロになるわけではない」ということ。

さらに年パスがないのが当たり前になってからディズニーにハマった人たちもどんどん増えています。

会社としては「年パス頼りの時代は終わった」ということなのではないでしょうか。

ディズニー年パス代わりのパスポート登場はあるのか

メディテレーニアンハーバー

最後に、年パスの代わりとなるような新しいパスポート(チケット)の登場はあるのかについて予想していきましょう。

ニーズに合わせたパスポートの販売は検討している

株主総会での質疑応答や、高橋社長のインタビューなどで繰り返し語られていることは「ニーズに合わせたパスポートの販売は検討している」ということ。

年パスが復活する可能性は非常に低いとお伝えしましたが、今後の状況次第では「年パスに代わる何か」は登場してもおかしくないということですね。

Charlie

今後、パークの人気が低迷してガラガラ…みたいな状況になると、再びリピーター獲得のための施策を打ち立てる可能性はありますね!

あれだけの人で連日にぎわっている東京ディズニーリゾートが季節問わずガラガラに…なんて状況は想像しにくいですが、状況が変わればそれに合わせた新しいパスポートは今後も出てくるとみて間違いないようです。

期間限定パスポートでテスト中?

実際に、ディズニーが期間限定のパスポートを発売することはよくあること。

特に夏場は顕著で、2025年も1日で両パークを行き来できる「1デーパークホッパーパスポート」が発売中です。

2023年夏には2日連続でディズニーランド・ディズニーシーを1日ずつ楽しめる「サマー2デーパスポート」も販売されましたね。

Chariot

複数日入園できたり、両パークを行き来できたり…
かつてのマルチデーパスポートや年パスの仕組みを思い出しますよね。

これらはもちろん「夏のゲスト数低下に対抗する施策」ではありますが、こうしたチケットの導入でどのような影響が出るかのテストを兼ねているのではないでしょうか。

けんさく

ゲスト数や売り上げ、ゲストの満足度がどう変化するか、会社がチェックしてないわけがないもんね!

特に毎年暑すぎてゲスト数が低下する夏期間限定で繰り返し入園できるシーズナルパス的なものは今後登場するかも…?と個人的に予想しています。笑

ただ、「何度も来たい!」とゲストに思わせるにはそれだけ魅力的なコンテンツが必要です。

暑さゆえにエンターテイメントが縮小されがちな夏場だと、入園し放題のパスポートができても購入する人が少ないと思うので、屋内や夜のショーをあわせて充実させてくれると最高ですよね♪

Charlie

真剣に考えてますけど、これ全部私の希望を含む妄想です…!笑
「こんな意見もあるんだな」程度に読んでくださいね♪

ディズニー年パス廃止理由なぜ?復活や代わりのパスポート登場ある?まとめ

「販売休止中」という表記ではあるものの、実質廃止状態が続いているディズニーの年パス(年間パスポート)。

本記事では、年パスが廃止された理由はなぜなのか考察してきました。

ディズニーの年パスが廃止された理由
  • きっかけとなったのはコロナによる休園
  • 年パスはコロナ明けの運営状況と合わない
  • 年パスがあった頃(特に終盤)は混雑度と収益のバランスが悪かった

年パスを廃止した理由についてオリエンタルランドから正式に発表があったわけではありませんが、株主総会の質疑応答では「コロナ禍をきっかけに色々見直した」という旨の発言がありました。

強制的に運営方針の方向転換を迫られる形になったとはいえ、その後ディズニーリゾートの利益は過去最高を記録。

「年パスを復活させなくても利益が出せる」ということが証明されたということです。

Chariot

残念ながら、ディズニーの年パスが復活する可能性は極めて低そうです…

ただし、「ニーズに合わせたパスポートの販売は今後も検討していく」との発言があったことにも要注目です!

年パスが復活する可能性は低くても、年パス代わりの新しいパスポートが考案される可能性はゼロではありません。

Charlie

ガラガラになりやすい夏に期間限定パスポートを出しているのも、年パス代わりになるチケットの効果をテストしているのかも…?

今後どんなパスポートが登場するかはまだわかりませんが、とりあえず出るたびに一度は使ってみたいと思っています。

2025年夏の限定パスポート「1デーパークホッパーパスポート」については、こちらの記事でくわしく解説していますのでぜひご覧ください♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ディズニー、旅行、美味しいものが好きな主婦。

TDL元キャストで推しはミニーちゃん♡
かなり昔に花の取れたミラコ嫁でもあります。

自分の好きなものを
たくさんの方に好きになってもらえるように
みなさまのお役に立てる記事をお届けします!

目次