ディズニーランド・ディズニーシーで使用されている「スタンバイパス」というシステム。
スタンバイパスは2020年に導入され、少しずつ対象を変更しながら運用を続けています。
久しぶりに行くから最近のシステムがわからないよ!
スタンバイパスとは一体どういうものなの?
スタンバイパスには料金がかかるの?
時間に遅れたらどうなっちゃうのかも知りたい!
今回は、スタンバイパスとは一体どういうものなのか、料金や対象など全体的なシステムを解説していきます!
ディズニーシーの新エリアができてから、スタンバイパスの知名度と需要は爆増しましたね!
指定時間に遅れたらどうなるかもお伝えするので、無駄なくパークを楽しみましょう♪
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スタンバイパスとは?料金やシステムを徹底解説
まずは、スタンバイパスとは一体どういうものなのか、必要な料金も合わせて解説していきます!
- 料金不要でアプリから取得できる
- 取得しないと並べない「整理券」
- 利用時間をゲストが指定することはできない
- 待ち時間を短縮できるものではない
- 1日に何度でも取得できるが、2つ目以降を取るには時間制限がある
スタンバイパスとは:料金不要でアプリから取得できる
まずスタンバイパスは、パークに入園した人なら誰でも無料で取得できるシステムです。
料金は不要なので、家族みんなでディズニーに行くときも利用しやすいですね♪
また取得はディズニー公式アプリから簡単に行えますよ。
まだアプリをインストールしていない方は、お出かけ前に忘れずにご用意くださいね!
スマホを持っていない方や、13歳未満でディズニーアプリを利用できない方がスタンバイパスを取得したい場合は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
スタンバイパスとは:取得しないと並べない「整理券」
スタンバイパスとは一体どういうものなのかを簡単に説明すると、「その施設に並ぶ権利」「整理券」となります。
スタンバイパスを取得しないと、その施設を利用できないんです!
特に注意が必要なのは、ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」のアトラクションです。
他のアトラクションのスタンバイパスやDPA(ディズニープレミアアクセス)を取得してエリア内に入っていても、パスを取得していないアトラクションには並ぶことができません。
エリア内に入る方法については、こちらの記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
なお一部のショップなどでは、混雑状況に応じて「スタンバイパスがなくても利用できる時間帯」が設けられることもあります。
当日の状況はディズニー公式アプリでご確認くださいね。
スタンバイパスとは:利用時間を指定することはできない
スタンバイパスの利用時間は、ゲスト側で指定することができません。
早い時間のものから自動的に振り分けられます!
そのため、「混んでくる前に利用したいから早い時間のスタンバイパスがほしい」という場合には、早朝から開園待ちをして真っ先にスタンバイパスを取得する必要があります。
反対に「もう少し遅い時間のスタンバイパスがほしい」という場合は、発行されているスタンバイパスの時間が変わるまで少し待ってから取得しましょう。
なおスタンバイパスの取得は原則早い者勝ちで、発行終了したらキャンセル拾いをするしか入手方法がありません。
スタンバイパスとは:待ち時間を短縮できるものではない
上でも解説したように、スタンバイパスは並ぶための整理券であり、待ち時間を短縮するためのシステムではありません。
そのためスタンバイパスを取得したからといってスムーズにアトラクションやショップを利用できるというわけではないのでご注意ください。
スタンバイパスの利用時間は「列に並び始めることができる時間」です。
実際にアトラクションやショップを利用するまでには、そこから待ち時間が発生しますよ。
なお待ち時間を短縮できる類似のシステムとして、DPA(プレミアアクセス/有料)とPP(プライオリティパス/無料)の2つがあります。
それぞれとの違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください♪
スタンバイパスとは:1日何度でも取得できるが時間制限がある
スタンバイパスは、1日に何度でも取得できます。
ただし1つ取得すると2つ目以降を取るのには時間制限が設定されており、当然ながら発行終了してしまうとそれ以上取得することはできません。
またどのスタンバイパスを取得するのかによって制限が違いますよ。
同じ施設のスタンバイパス | 取得済みのスタンバイパス利用後 または 取得済みのスタンバイパス利用終了時刻以降 |
(複数のアトラクションなど) | 同区分・別施設のスタンバイパス次のうちいずれか早い方 取得済みのスタンバイパスの利用開始時間(ただし取得から60分が経過していること) 前回のスタンバイパス取得から2時間後 |
(アトラクションとショップなど) | 別区分のスタンバイパス続けて取得可能 |
複数のスタンバイパスを取得するには、最初の1つをできるだけ早い時間に取得しておくのがポイントとなります。
ディズニーシーの新エリアで複数のアトラクションのスタンバイパスを取りたい場合は、次の記事を参考に開園待ちをしてみてくださいね。
スタンバイパスの対象を徹底解説
それでは、スタンバイパスの対象となっている施設をチェックしていきましょう。
スタンバイパスの対象となるのはこちらの施設です。
- ショップ
- アトラクション
- (レストラン)
幅広い施設が挙げられますが、これらはもちろん「すべて・常に」スタンバイパスが発行されているわけではないんです。
どのような施設が、どういった場合にスタンバイパスの対象となるのかを解説していきますね。
スタンバイパスの対象ショップをパークごとにご紹介
まずはお土産ショップです。
スタンバイパスの対象となることがあるショップをパーク別にご紹介しますね。
ランド | プラネットM トイ・ステーション グランドエンポーリアム フロンティア・ウッドクラフト ジャングルカーニバル(丸太投げ) ジャングルカーニバル(ボール転がし) トレジャーコメット(カプセルトイ) ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム(カプセルトイ) ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム キングダム・トレジャー アドベンチャーランド・バザール(カプセルトイ) ディズニー&カンパニー |
シー | アブーズバザール ロストリバーアウトフィッター アーント・ペグズ・ヴィレッジストア ガッレリーア・ディズニー マクダックス・デパートメントストア スリーピーホエール・ショップ スチームボート・ミッキーズ マーメイドトレジャー(カプセルトイ) タワーオブテラー・メモラビリア(カプセルトイ) エンポーリオ イルポスティーノ・ステーショナリー |
たくさんのショップの名前が並んじゃいましたが、先ほどもお伝えしたようにこれらのショップはいつでもスタンバイパスが必要なわけではありません。
新商品の発売から当面の間…など、ショップごとにスタンバイパスの対象となる期間が設定されます!
いつからどのショップがスタンバイパスの対象となるのかは、公式サイトで随時更新されますので、遊びに行く日のスタンバイパス発行状況が気になる方はチェックしてみてくださいね。
スタンバイパスの対象アトラクションはディズニーシー新エリアのみ
スタンバイパスの対象となるショップはディズニーランドにもディズニーシーにもありましたが、アトラクションでスタンバイパス対象となるのはディズニーシーの4つだけです。
2024年6月6日にオープンした新エリア「ファンタジースプリングス」のアトラクションのみスタンバイパス対象です!
- アナとエルサのフローズンジャーニー
- ラプンツェルのランタンフェスティバル
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
- フェアリーティンカーベルのビジーバギー
それぞれのアトラクションのスタンバイパスは何時頃まで発行されているのかについては、こちらの記事で解説していますのでぜひご確認くださいね。
一部レストランもスタンバイパス対象になることがあったが…
以前は一部レストランも、新しいスーベニアグッズの発売から数日間はスタンバイパスの対象になることがありました。
スーベニアグッズを購入したい人だけスタンバイパスが必要で、それ以外の通常メニューは普通に並んで買えました!
2024年現在は、新しいスーベニアはスタンバイパスではなくモバイルオーダーでのみ注文可能となっています。
モバイルオーダーが浸透してきたので、今後はレストランでスタンバイパスが発行されることはなくなりそうですね。
モバイルオーダーの利用方法については、こちらの記事でご確認ください。
スタンバイパスの時間に遅れたらどうなる?
記事前半で、「スタンバイパスの利用時間はゲスト側で指定できない」とお伝えしました。
他の予定が押してしまったり、想像していたよりも移動に時間がかかったりして、スタンバイパスの時間に遅れたらどうなるのかをご紹介しますね。
スタンバイパスは時間に遅れたら無効になる
スタンバイパスの利用時間に遅れたら、無効になると公式サイトに明記されています。
せっかく早起きしてスタンバイパスを取ったのに…
頑張って取得したパスが無駄になってはもったいないので、スタンバイパスの利用時間前後には無理に他の予定を入れないように気をつけたいですね。
またディズニーランドもディズニーシーも広いので、利用時間が近づいてきたら該当施設の近くまで早めに移動しておきましょう。
SNSなどで「遅れたけど入れてもらえた」という投稿が流れることがありますが、パークの対応は日々変化します!
他の人の例を信じても、自分のときも同じになるとは限らないのでご注意ください。
スタンバイパスで並んでいる間に時間を過ぎるのは大丈夫
スタンバイパスは待ち時間を短縮できるアイテムではないので、並んでいる間に利用時間を過ぎることはよくあります。
だけどこれは「スタンバイパスの時間に遅れた」ことにはならないので大丈夫です。
スタンバイパスで並び始めるときにチケットの読み込みがあります。
この読み込み時間が利用時間に間に合っていればOK!
特に新エリアのアトラクションは一時的に運営を見合わせることも多く、それから復旧した直後などはスタンバイパスでの待ち時間が100分を超えることも…
ソワソワしちゃいますが、並んでいるのにスタンバイパスが無効になるなんてことはないので安心してくださいね。
新エリアアトラクションの運営見合わせについてはこちらの記事もご確認ください☆
スタンバイパスの時間に遅れる場合はキャンセルしよう
どうしてもスタンバイパスの時間に間に合わない…そういう場合は、キャンセルができます。
ギリギリまで粘って結局時間に遅れたら無効になっちゃうけど、キャンセルしたら他の誰かが取得できるのね!
またスタンバイパスをキャンセルすると、その時点で次のスタンバイパスが取れるようになります。
持っているスタンバイパスの時間には間に合わないけれど、それより遅い時間のパスがまだ発行中であれば、時間を変更して取得することができますよ。
スタンバイパスを持ったまま時間を変更することはできないので、
必ず1回キャンセルしてから取り直してくださいね。
以前、私が取得したスタンバイパスと夫が購入したDPAの時間が完全にかぶってしまったことがあります。
DPAはキャンセルができないシステムなので、その際は私が一度スタンバイパスをキャンセルして、別の時間のパスが発行されるのを待って取得し直しました!
その結果、どちらのパスも時間に遅れることなく余裕を持って利用できましたよ。
時間に遅れそうかも…って思ったら、早めに決断するのがカギになるんだね!
スタンバイパスとは?料金・対象や時間遅れたらどうなるか徹底解説まとめ
今回は、ディズニーランド・ディズニーシーで使われているスタンバイパスとはどんなシステムなのかを解説してきました。
スタンバイパスとは、料金不要で取得できる「対象施設に並ぶための整理券」です。
料金がいらないのはスタンバイパスのうれしい特徴ですが、一方で「時間をゲスト側で指定できない」というウィークポイントもあります。
スタンバイパスの利用時間に遅れたら無効になってしまうので、予定を詰めすぎたり、ギリギリまで対象施設から遠い場所で過ごしたりしないようにご注意くださいね。
時間に遅れたらもったいないから、早めにキャンセルの決断をするのも重要ね!
またスタンバイパスの取得は早い者勝ちです。
確実に欲しいスタンバイパスがある場合は、ハッピーエントリー対象のディズニーホテルに泊まったり、早朝から並んだりという工夫をすると安心ですよ。
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