ファンタジースプリングス開業と同時にオープンした新アトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」。
ラプンツェルの映画に登場するあの名シーンを見れる人気のアトラクション…のはずが、「つまらない」「短い」といったネガティブな感想が聞こえてきます。
新しいアトラクションなのにつまらないとか本当?
短いってどのくらい短いんだろう…
ラプンツェルのアトラクションは雨の日には厄介だって聞いたのよ…
今度行くときの天気予報が微妙だから乗るかどうか悩むわ〜
今回は、「ラプンツェルのランタンフェスティバル」がどんなアトラクションなのかをご紹介しつつ、「つまらない」や「短い」といった噂の真相を解明していきます!
雨の日に困ると言われる理由も、あわせて解説していきますね。
私たちも実際にラプンツェルのアトラクションに乗りました!
率直な感想を、忖度なしでお伝えしちゃいますね☆
ラプンツェルのアトラクションが短いと言われる理由3選
さっそく、ラプンツェルのアトラクションが短いと言われる理由についてみていきましょう。
- 体験時間は約5分
- プレショーがなくあっさりしている
- 映画のストーリーが大幅にカットされている
①体験時間が約5分と短い
ラプンツェルのアトラクションは、体験時間が約5分となっています。
これだけでは長いのか短いのか分かりにくいので、他のアトラクションと比べてみましょう。
まずは、同時にオープンしたファンタジースプリングスの4つのアトラクションでの比較です。
- ラプンツェルのランタンフェスティバル:約5分
- アナとエルサのフローズンジャーニー:約6分半
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー:約6分
- フェアリーティンカーベルのビジーバギー:約2分
DPA(ディズニープレミアアクセス)対象外の「ティンカーベルのビジーバギー」が群を抜いて短いのは仕方ないとして、他の3つの中ではラプンツェルがもっとも短いですね。
それでは次に、同じくゆったり進むボートタイプのアトラクション同士で比較してみましょう。
- ラプンツェルのランタンフェスティバル:約5分
- シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ:約10分
- イッツ・ア・スモールワールド:約10分
- カリブの海賊:約15分
すべてのアトラクションの中でも、ボートタイプは体験時間が長めな傾向にあります。
ジェットコースタータイプのアトラクションは2〜3分で終わるものも多いですが、ボートタイプとは楽しみ方が違うので仕方ないですよね。
最後に、DPAの値段が同じ2,000円のアトラクション同士でも比べてみましょう!
- ラプンツェルのランタンフェスティバル:約5分
- アナとエルサのフローズンジャーニー:約6分半
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー:約6分
- ソアリン:約5分
- トイストーリーマニア:約7分
- 美女と野獣”魔法のものがたり”:約8分
ソアリンと並び、DPA(2,000円)対象のアトラクションの中でもラプンツェルのアトラクションは短いと言えますね。
②プレショーがなくあっさりしているので短いと感じる
ラプンツェルのアトラクションが短いと感じる理由は、体験時間が短いことに加え、「プレショーがない」ということも挙げられます。
プレショーとは、アトラクションに乗り込む前の演出のこと!
これによってアトラクションの設定…いえあらすじを紹介したり、ゲストの役割を解説したりしています☆
ピーターパンで「僕たちはロストキッズ!」ってなったり、ソアリンで「これからドリームフライヤーを見れるんだ〜」ってなったりするやつだね!
プレショーがあるとアトラクションに乗り込む前からワクワク感が高まりますし、長い時間アトラクションを楽しめている気分になりますよね。
ラプンツェルのアトラクションはプレショーがなく、順番が来たらボートに乗り込んで出発します。
Qラインもあっさりしているため、全体的にサラッと終わってしまうように感じるのがもったいないなと思いました。
③映画のストーリーが大幅にカットされているため短いと感じる
ラプンツェルのアトラクションでは映画のシーンが再現されていますが、ピックアップされているシーンはほんのいくつか…
ラプンツェルの映画が好きであればあるほど、「物足りない!」と思ってしまいます。
- 塔の上で歌うラプンツェル
- ラプンツェルを見つけたフリンライダー
- フリンライダーを追うマキシマス
- 外に出たことをよろこぶラプンツェル
- 魔法の髪でフリンライダーの怪我を治すラプンツェル
- ランタンフェスティバルを見に行ったラプンツェルとフリンライダー
…お気づきでしょうか、「ゴーテルが出てこない」ということに。
つまりアトラクションだけでは、ラプンツェルが魔法の髪を持っている理由がわからないんです。
「ゴーテルって誰だ?」となった方はこちらの記事をご覧ください!
そして、大きなピンチにおちいるシーンがあるわけでもないままランタンフェスティバルのシーンでアトラクションは終了…
アトラクション名も「ラプンツェルのランタンフェスティバル」ですし、それがメインだというのはわかるので仕方ないんですが…
正直「えっもう終わり!?」って思っちゃいました。。
映画のストーリーが大幅に端折られて再現されているという点が、アトラクションを実際の時間以上に短いと感じさせているような気がします。
ラプンツェルの映画を見たことがないと、アトラクションもよくわからない可能性が高いです。
遊びに行く前に映画を見て、全体を知っておくとアトラクションも楽しめますよ。
\ ディズニー作品が定額見放題 /
ラプンツェルのアトラクションはつまらないのか
次に、ラプンツェルのアトラクションが「つまらない」と言われる理由を探っていきましょう。
実際に乗ってみて気づいた、ラプンツェルのアトラクションの残念だったポイントはこちらです。
- スリルのあるアトラクションではない
- アトラクションもQラインも見どころが少なめ
- 座席の当たりはずれが大きい
スリルのあるアトラクションではない
ラプンツェルのアトラクションは、身長制限なし・安全バーなし・赤ちゃんはひざの上抱っこでOKというとっても穏やかなアトラクションです。
小さい子供でも安心して楽しめるというメリットがあると同時に、スリルを求めるタイプのゲストからは「つまらない」と思われてしまう面がありますね。
ディズニーシーの「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」やディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」と同様の、ゆったりしたボートタイプアトラクションです!
同じくファンタジースプリングスにオープンした「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、ボートタイプでありながら予想外の動きをします。
同じような新しいアトラクションだから…とそれを期待していると、がっかりしてしまう結果になるかもしれません。
アナ雪のアトラクションとどのくらい違うのか気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
アトラクションもQラインも見どころが少なめ
ラプンツェルのアトラクションは、全体的に見どころが少なめであっさりしています。
最近のアトラクションは、待ち時間も退屈しないほどQライン(待ち列)が作り込まれているものが多いですが、ラプンツェルのアトラクションはそれも控えめ。
並び始めてから乗り終わるまでずっと、「なんか…ちょっと惜しい!」という気持ちになっちゃいました…
アトラクションやQラインの見どころでいうと、小規模アトラクションのはずの「ティンカーベルのビジーバギー」の方ががっつり作り込まれているなという印象です。
座席の当たりはずれが大きい
ラプンツェルのアトラクションは、4人掛けの席が4列並んだ16人乗りのボートです。
このうち、アトラクションのすべてがよく見えるのはなんと最前列の左端の席だけ…
特に一番の目玉であるランタンのシーンは、その他の席だと必ず他のゲストの頭が視界に入って見えづらいです。
ランタンは頭上に浮かんでるのでどの席からでも見えるんですが、その他の装飾の多くはゲストと同じ目線にあるため、周囲のゲストの頭と丸かぶりです…!
大人でも見づらいと感じるくらいなので、小さな子供たちにとっては「何も見えない」という事態も考えられます。
楽しみにしていたのにあまり見えないと、「つまらない」と感じてしまっても仕方ないですよね。
ラプンツェルのアトラクションは雨の日に困る?
最後に、ラプンツェルのアトラクションは雨の日に困るという噂について解説していきます!
ラプンツェルのアトラクションは前半部分が屋外
ラプンツェルのアトラクションは、ボートに乗ってしばらくは屋外を進みます。
アトラクションに乗っている間は、例え雨が降っていても傘をさすことはできません。
レインコートを持ってない場合は、アトラクションに乗ってる間にずぶ濡れになっちゃう可能性があるってことね…
ラプンツェルのアトラクションはQラインも屋外〜半屋外
ラプンツェルのアトラクションはQラインも完全な屋内ではありません。
屋外から並び始め、ボートに乗る際も半屋外…屋根はあるけど壁はない状態です。
風をともなう雨の場合は、容赦なく吹き込んでくること間違いなしの作りになってます!
雨だけでなく、暑い日や寒い日にもちょっと困ったことになりそうですね。
ラプンツェルのアトラクションは豪雨だと運営見合わせもあり
ディズニーの屋外アトラクションは基本的に雨でも動いていますが、あまりに雨が強くなってきたり、雷雲をともなっている場合などは一時運営見合わせになります。
先日私たちが行ったときも、私たちがアトラクションを降りたあとで急に天候が悪化し、「今後の天候によっては運営を見合わせる可能性があります」というアナウンスが流れていました。
傘もさせない状態で、ゆったり進むボートに乗って雨に打たれるの普通に怖いよね…
雨の日のアトラクションの運営状況については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
雨の日にラプンツェルの世界観を楽しむならレストランがおすすめ
雨が強くてラプンツェルのアトラクションは楽しめなさそうだけど、どうしてもラプンツェルの世界観に浸りたい…というときは、レストラン「スナグリーダックリング」がおすすめです!
こちらのレストラン、実はラプンツェルの映画に登場するお店がそのまま再現されているんですよ。
映画の中で荒くれ者たちが語っていた夢が、次々と叶っている様子が現れています!
店内には荒くれ者たちの武器置き場があったり、映画の中で演奏されていたピアノが飾られていたり…
アトラクションのQラインよりもかなり細かく作り込まれているので、ラプンツェルの映画が好きな方は一見の価値ありなお店です。
荒くれ者たちの夢をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
なお、このお店にはテラス席もありますが、テラスの端っこの方の席だと悪天候時に雨が吹き込んでくるのでご注意を。
また利用にはモバイルオーダーが必須となりますので、注文の仕方もチェックしておいてくださいね☆
ラプンツェルのアトラクション短いしつまらない?雨の日は困る?まとめ
今回は、ラプンツェルのアトラクションが「つまらない」と言われてしまう理由について解説してきました。
- スリルのあるタイプのアトラクションではない
- アトラクションもQラインも見どころが少なめであっさり
- 座席の当たりはずれが大きく、見えづらい席がある
また、ラプンツェルのアトラクションは「思っていたより短い」という感想を持つ人が多いアトラクションです。
その理由としては体験時間が約5分と短いことに加え、プレショーがなかったり、映画のストーリーが大幅にカットされて再現されていたりすることが挙げられます。
5分という体験時間自体は極端に短いわけではないですが、同じボートタイプのアトラクションや2,000円のDPA対象のアトラクションと比べると短いですね!
さらにラプンツェルのアトラクションは体験中の約半分が屋外にあり、Qラインも屋外〜半屋外の作りになっています。
アトラクションに乗っている間は雨が降っていても傘をさせないので、レインコートを用意しておくことをおすすめします!
レストラン「スナグリーダックリング」なら雨の日でもラプンツェルの世界観を体感できるので、ぜひ行ってみてくださいね。