みんな大好きディズニーランドとディズニーシー!
…と言いたいところですが、最近のディズニーに対しては「おかしい」「楽しくなくなった」「つまらない」といった残念な声もあがっています。
最近のディズニーがおかしいって言われる理由は何なの?
せっかくのディズニーなのに、「楽しくなくなった」なんて思いたくないよ!
つまらないと思わず楽しめる方法はないの?
今回は、最近のディズニーに対するネガティブな意見について掘り下げてみたいと思います。
5歳の頃から「つまらない」と思うことなくディズニーを楽しみ続けている私。
キャストとして働いていた頃と最近のディズニーとを比較しながら解説していきますね!
最近のディズニーがおかしいと言われる4つの理由
まずは、「最近のディズニーがおかしい」と言われる理由のうち、代表的なものを4つご紹介します。
- 混みすぎ、またはすきすぎ
- グッズの転売対策が不十分
- チケット代やその他の値上げがひどい
- ゲスト・キャストの質が低下している
①最近のディズニーは混みすぎ/すきすぎでおかしい
想像していた以上の混雑に巻き込まれたり、逆に土日なのにガラガラに空いていたりすると「おかしい」と感じる人が多いです。
特にパーク内が大混雑していると、思うように楽しむことができず「つまらない」という感想にもつながってしまいますよね。
例えば2024年は、例年なら閑散期と言われるはずの1月〜2月のディズニーランドが、ミニーちゃんのイベントが大当たりで混んでました…
反対にGWや夏休み前半など、例年であれば混雑するようなタイミングでパークがガラガラだったということも…
2024年6月にディズニーシーの新エリア開業をひかえていたために、「オープンするまで待とう」と考えた人が多かったり、夏は酷暑に加えて大規模なイベントがやっていなかったりと、理由はもちろんあるのでしょう。
それでも、お休みの日なのにパークがガラガラに空いてたら「人気なくなたの?おかしい…」って思っちゃうかもね。
②最近のディズニーは転売対策が不十分でおかしい
ディズニーで新グッズが発売されるたびに話題になるのが転売問題。
特にダッフィーグッズに関してはディズニーシーに入園しないと買えないため、転売の標的になりやすいのですが、これに対する対策が「不十分すぎておかしい」という声が多いんです。
スタンバイパスを発行したり個数制限を設けたりはしていますが、転売目的のゲストは1人で複数枚のチケットを購入しているので完全に排除できていないようです…
一応公式サイトには「一度に入園する人数分以上のチケットをかざすことはできない」というルールが明記されているのですが、「2枚目以降をかざす際は並び直しになる」ということは徹底されていない様子。
ちょっと甘いなと感じてしまう人がいてもおかしくない状況ですね。
③最近のディズニーは値上げが激しくておかしい
ディズニーに限らず最近はいろいろなものが値上げされていますが、チケット代の高騰については値上げのたびに話題になりますね。
具体的にどのくらい値上げされているのか、大人のワンデーパスポートの値段を見てみましょう。
タイミング | 値上げの(大人ワンデー) | チケット代
1983年 | 3,900円 |
1987年 | 4,200円 |
1989年 | 4,400円 |
1992年 | 4,800円 |
1996年 | 5,100円 |
1997年 | 5,200円 |
2001年 | 5,500円 |
2006年 | 5,800円 |
2011年 | 6,200円 |
2014年 | 6,400円 |
2015年 | 6,900円 |
2016年 | 7,400円 |
2019年 | 7,500円 |
2020年 | 8,200円 |
2021年3月 | 8,200円〜 8,700円 |
2021年10月 | 7,900円〜 9,400円 |
2023年10月 | 7,900円〜 10,900円 |
かなり前から小刻みな値上げはされてきましたが、確かに最近の値上げ幅は目立っていますね。
ちなみに母がつけていた家計簿によると笑、私が初めて年パ(年間パスポート)を持った頃の年パ代金は
大人27,000円
小人22,000円でした!
当時はまだランドしかなかったけど、それにしても安すぎですよね〜
また、最近のディズニーで値上げされているのはチケット代だけではありません。
食べ物や飲み物からグッズに至るまでさまざまなものが以前より高くなっていますし、何より話題になったのはDPA(ディズニープレミアアクセス)という有料システムの登場ではないでしょうか。
それまで無料で取れてたファストパスの存在を考えると、これも値上げって思っちゃうよね…
とはいえやはりディズニーでの時間は有効活用したいもの。
DPAも「値上げだ」「高い」と言われながらも、毎日早い時間に売り切れる状況です。
④最近のディズニーはゲスト・キャストの質低下でおかしい
先ほどもご紹介した転売ヤーや、徹夜で開園を待つ人など、パークでのルールを守れないゲストが増えていたり、同様にキャストの対応が悪くなっていると話題になったり…
ディズニーに訪れるゲストや、キャストを含む運営側も、「おかしい」と言われる理由があります。
よくSNSで「こんな人がいた!」「ひどい対応をされた!」みたいな投稿を見かけるね…
確かに最近のディズニーでは、以前よりもゲストやキャストの問題行動が話題になることが多くなっています。
ただしこれに関しては、ゲストやキャストの質が低下したというより、SNSの普及によりそれが目立つようになったことが大きいのではないかとも考えられますよね。
この問題についてはこちらの記事でより詳しく掘り下げています!
最近のディズニーが楽しくなくなった・つまらないと言われる4つの理由を解説
おかしいと言われてしまうこともある最近のディズニー。
同様に、「前よりも楽しくなくなった」「つまらないと感じるようになった」と言われる理由も見ていきましょう。
- パークを楽しむためのシステムがややこしい
- デジタル化しているのにサーバーが弱い
- コロナ禍で縮小されたものが完全復活できていない
- ディズニー映画がポリコレを意識しすぎ
①パークを楽しむためのシステムがややこしい
初めて、または数年ぶりにディズニーに行く人にとっては、パーク内のシステムがややこしすぎてよくわからず「楽しくなくなったなぁ」と感じることがあるようです。
確かにここ最近のディズニーは一気に色々変わりましたからね〜
元々ディズニーが好きでよく行っていた人からすると、下調べも楽しいことのうちに入りますが、数年に一度の旅行となると話は違いますよね。
わかりやすくないと、調べているだけで面倒になってしまうこともあるでしょう。
特にディズニーシーの新エリア・ファンタジースプリングスに関しては、最初に情報が出たときにはディズニーのリピーターの中にも「ん?」と一瞬迷ってしまう人がいたほどです。
②デジタル化が進んでいるのにサーバーや電波が弱い
パークチケットが紙からeチケット主体に変わったことをはじめとして、最近のディズニーでは各種予約やパスの取得、ショーのエントリー(抽選)に至るまで、ほぼすべてアプリからできるようになっています。
デジタル化自体は便利でいいんですが、何かの予約開始日には大勢が一度にアクセスするのでなかなかつながらなくてイライラすることもしばしば…
さらにパーク内では電波の弱さも問題になっていますね。
モバイルオーダーの受け取りを押したいのにつながらないとか、みんながスタンバイパスのキャンセル拾いをし続けるのでアプリがサーバーエラーを起こすとか…
パーク内の電波が弱いため、スマホの電池があっという間に減っていくという困った事態にもつながっています。
モバイルバッテリーのレンタルサービスもありますが、混雑日にはすべて貸し出し中になっていることも多いので、自分で持っていくのが一番安心ですよ。
またあれこれデジタル化されたために、スマホを持っていない人やアプリが使用できない13歳未満の人、クレジットカードを持っていない人などは「どうすればいいの?」と迷ってしまうこともあります。
もちろんアプリがない人でもディズニーを楽しめる方法は用意されていますが、やはりよく調べないとやり方がわからないので「最近のディズニーは楽しくなくなったなぁ」と感じることもあるでしょう。
スマホやアプリがないけどディズニーを楽しみたい場合は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
③コロナ禍から完全復活できていない
コロナ感染拡大による臨時休園を経て、多くのことが変更になったディズニー。
最近のディズニーではパレードやショーの規模をはじめ、従来どおりに戻ったものもありますが、未だ縮小されたままのものもありますよね。
- 年間パスポートの販売
- マルチデーパスポート(2day・3day)の販売
- 営業時間の短縮
- ニューイヤーズ・イブ(カウントダウン)営業
- スイスファミリーツリーハウス(ディズニーランド)の運営
- マーメイドラグーンシアター(ディズニーシー)の運営
- イベントのハーバーショー(ディズニーシー)の開催
- ビッグバンドビート(ディズニーシー)の規模縮小
特にディズニーシーのエンターテイメント縮小は目立っています。
そのため、ショーを楽しみに通っていた人たちからは、「最近のディズニーシーは楽しくなくなった」という声があがっています。
生演奏が魅力だったビッグバンドビートの現状については、こちらの記事で詳しく解説しています。
④ディズニー映画がポリコレを意識しすぎ
最近のディズニー映画でよく言われるのがこちら、「ポリコレを意識しすぎてつまらない」ということです。
- ポリティカル・コレクトネスの略
- 語源は「政治的な正しさ・妥当性」
- 人種・性別・見た目・宗教などによって差別しない中立的な表現をするということ
誰に対しても平等に接するというのは、当たり前のことであり大切なこと。
しかしディズニー映画においては、実写化する際に白人のキャラクターを黒人女優が演じるなど、ちょっと度がすぎている面があると指摘されています。
「リトルマーメイド」のアリエルや、「ピーターパン」のティンカーベルのことね…
ポリコレを意識する以上に、原作を大事にしてほしいというのは、ディズニーが好きだからこそ抱いてしまう感想だとも言えますよね。
最近のディズニーをつまらないと思わず楽しむ方法4つをご紹介
ご紹介してきたような理由で「おかしい」「楽しくなくなった」と言われてしまう最近のディズニーですが、せっかくならつまらないなんて思わず楽しみたいですよね。
ここからは、最近のディズニーを楽しむためのポイントを4つご紹介します!
- パークに行く前に下調べをする
- バケーションパッケージを活用する
- SNSを鵜呑みにしすぎない
- 過去の名作映画を見る
①パークに行く前に下調べをする
ディズニーランドやディズニーシーをめいっぱい楽しむためには、やはり下調べが重要になります。
最近になって下調べが必要になった…というような言われ方をされることもありますが、実はディズニーにおいて下調べが重要だったのはずっと前から変わっていないんですよ。
ディズニー以外でも、初めてとか久しぶりに海外旅行に行くってときには必ずみんな下調べをするよね!
最新情報はディズニーの公式サイトにも掲載されていますし、いろいろな情報をまとめているサイトもたくさんあります。
もちろん当サイトも、混雑予想から攻略法まで幅広くご紹介していますので、ぜひ役立ててくださいね♪
②バケーションパッケージを活用する
上述したように重要なポイントとなる下調べですが、やっぱりそれが面倒に感じる人には、バケーションパッケージの活用がおすすめです。
ディズニーホテルの宿泊やパークチケット、その他選べるコンテンツが全部セットになってるので、予約してしまえばもう悩むことはありません♪
手間が一気に減る代わりに、お値段はそこそこかかってきますので、要望に合わせて下調べをするかバケーションパッケージを利用するか選ぶといいですね。
バケーションパッケージのプランが多すぎて選べない場合は、こちらの記事を参考にしながら検討してみてください!
③SNSの投稿を鵜呑みにしすぎない
下調べをするときなどに、SNSの情報を参考にすることも多いと思います。
SNSは最新情報をいち早く仕入れることができて便利なツールなのですが、拡散力が強いためちょっと注意が必要なんです。
SNSの情報はみんなが経験したことではなく、投稿者が経験したことだということを認識しておきましょう!
例えばマナー違反のゲストがいたとか、対応の悪いキャストがいたという投稿を目にすることがありますよね。
そうすると、自分が体験したわけではないのに「最近はマナーや対応の悪い人ばかりなんだな」と思ってしまいませんか?
しかしあくまでもそれは「最近のディズニーの一部」にすぎません。
「中にはこんな人もいたんだな」くらいに思えたら、最近のディズニーは雰囲気が悪そう…みたいなイメージは無くなるかも!
反対にポジティブな情報…例えば「ファンタジースプリングスのスタンバイパス、キャンセル拾いが簡単にできた!」という投稿を丸ごと信じたけれど、実際やってみたら1つも取れなかった…なんてこともあり得ます。
いい情報も悪い情報も信じすぎないことが、ディズニーで楽しく過ごすためのコツになりますよ。
④映画は過去の名作映画を見る
最後にディズニー映画を「つまらない」と思わず楽しむためのポイントです。
それは最近のディズニー映画にこだわるのではなく、過去の作品を見るということ!
昨年100周年を迎えたディズニーの長い歴史の中では、たくさんの名作映画が生み出されてきました。
ディズニーランドのアトラクションにも、昔のディズニー映画が元ネタになってるものがたくさんあるよね!
もちろん最近のディズニー・ピクサー映画の中にもおもしろかった作品はありますよ。
特に2024年8月に公開された「インサイド・ヘッド2」は私のお気に入りです!
最近のディズニー映画も古い作品も、つまらないかどうかを決めるのは最終的には自分自身です。
評判だけを聞いて食べず嫌いするのではなく、いろんな作品に触れてみることで、つまらないと感じない名作にきっと出会えますよ。
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最近のディズニーおかしい?楽しくなくなった・つまらない理由は?まとめ
今回は、最近のディズニーがおかしいと言われてしまう4つの理由をご紹介しました。
- 混みすぎ/すきすぎ
- 転売対策が不十分
- 値上げが激しい
- ゲスト・キャストの質が低下している
また、次のような理由で「最近のディズニーは楽しくなくなった」と感じる人もいます。
- パークを楽しむためのシステムがややこしい
- デジタル化が進んでいるのにサーバーや電波が弱い
- コロナ禍から復活できていないコンテンツがある
- ディズニー映画がポリコレを意識しすぎている
それぞれ納得できる部分はありますが、せっかくなら「楽しくなくなった」「つまらない」などと思わずにディズニーを楽しみたいですよね。
つまらないと思わずに最近のディズニーを楽しむためには、パークに行く前に下調べをするか、バケーションパッケージを活用するのがおすすめです。
SNSで流れてくるちょっと嫌な話題は、「最近のディズニーの一側面に過ぎない」と認識すると心が楽です♪
本記事では最近のディズニーのネガティブな面を中心にお伝えしてしまいましたが、絶えず成長を続けているのがディズニー!
特に最近ではディズニーシーの新エリアが話題ですよね。
遊びに行く前に新エリアの元ネタになった映画を見て、最近のディズニーを楽しみ尽くしちゃいましょう♪
さらにこの先も、大型アトラクションのリニューアルやディズニークルーズ日本就航など大きな展開が見込まれています。
今後のディズニーがどうなるのか気になる方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
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