ディズニーシーの中でも怖いアトラクションとして知られるタワーオブテラー。
乗ってみたいという興味はありつつも、どれほど怖いのかわからないと不安が勝って乗れない…という方もいるのではないでしょうか。
そもそもタワーオブテラーって何が怖いの?
怖くない方法ってあるのかな?
外から見てたら「キャー」って声が聞こえて、落ちる様子がチラッと見えるよね〜
あれって何回落ちるんだろ?
今回は、タワーオブテラーの怖い要素をご紹介したのちに、浮遊感をなくす乗り方など「怖くない方法」をご紹介します!
また、バージョンごとに何回落ちるかもお伝えしていきますね。
2025年1月14日から4月6日まで、「タワーオブテラー・レベル13」が開催されています!
「怖いけど乗ってみたい」という方は本記事の情報を参考にしてみてくださいね☆
タワーオブテラーの怖い要素3選
さっそく、タワー・オブ・テラーは一体何が怖いのかについて解説していきます。
- 浮遊感
- 高いところからの眺め
- ストーリーのホラー性
①垂直に落ちることによる浮遊感が怖い
タワーオブテラーは東京ディズニーリゾートで唯一のフリーフォール型アトラクション。
落ちるときに内臓がふわっとする感じ…いわゆる浮遊感を怖いと思う人が非常に多いです。
これが楽しい!という人気の秘密でもありますが、苦手な人からするとたまったもんじゃないですよね。笑
②高いところから落ちるので高所恐怖症の人も怖い
タワー・オブ・テラーは、最初の大落下の前に窓から外の景色を見ることができます。
こちらが絶景なんですが、高所恐怖症の人からすると「こんなに高いところから落ちるなんてありえない」と怖さを感じるポイントに…
スカイツリーも見えるし夜景は抜群に綺麗だし…
高いところが平気な人からするとごほうびです♪
③ストーリーにホラー性があって怖い
各アトラクションにストーリーがあるというのが、ディズニーと他の遊園地の大きな違いですよね。
タワーオブテラーにももちろんストーリーがありますが、これがちょっとホラー要素を含んでいて怖いと言われているんです。
- ゲストが参加するのは、ニューヨーク市保存協会が運営する「ホテルハイタワー」の見学ツアー。
- このホテルを作った大富豪ハリソンハイタワー3世は、各地を探検して世界中の珍しいものを収集するのが趣味だった。
- あるとき彼はアフリカのコンゴ川流域にする原住民(ムトゥンドゥ族)から呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」を強奪する。
- 彼がシリキ・ウトゥンドゥをホテル最上階にある自室に運ぼうとエレベーターに乗り込んだ際、エレベーターの落下事故が発生。
- 落下したエレベーターにハイタワー3世の姿はなく、シリキ・ウトゥンドゥを残して謎の失踪を遂げた。
- 見学ツアーの最後、ゲストは業務用エレベーターに乗って最上階にあるハイタワー3世の部屋を見に行く…
呪いに失踪…穏やかでない単語が続きますよね。
そしてハイタワー3世が謎の失踪を遂げたのと同じくエレベーターにゲストも乗り込むとなると…自分の身に起きることが心配になります。
さらにハイタワー3世のコレクションたちはいかにもいわくがありそうな、ちょっと不気味なものもたくさん。。
ストーリーもアトラクションの雰囲気も、怖いと感じる人は少なくありません。
ディズニーシーにはおばけ屋敷がないなって思ってたけど、タワーオブテラーがホラーアトラクションって感じなのね!
ちなみにこのハイタワー3世は、冒険家たちのコミュニティ「S.E.A.」の一員です。
同じくディズニーシーにあるアトラクション・フォートレスエクスプロレーションやソアリンとのつながりを感じることができるんですよ。
タワーオブテラー怖くない方法をご紹介
タワーオブテラーが怖いと言われる理由をご紹介してきました。
浮遊感のある絶叫系アトラクションであるだけでなく、高さやストーリー・雰囲気など多くのポイントが「怖い」と言われがちですが、それぞれ克服方法があるのでご安心ください!
ここからは、タワーオブテラーが怖い人必見の「浮遊感をなくす乗り方」「怖くない方法」についてご紹介します。
タワーオブテラーの浮遊感をなくす乗り方3選
まずはタワーオブテラー最大の特徴・浮遊感をなくす乗り方についてチェックしていきましょう!
- 落ちるときに上を向く
- 座席にしっかり座る
- 力を適度に抜く
①上を向く
もっとも有効なのは、落ちるときに上を向くこと。
それも、少し顔を上げるというレベルではなく真上を見るように意識するのがポイントです。
上を見ることによって、脳が「落ちている」ではなく「バックしている」と錯覚するんだそうです!
逆に下を向くと、頭から地面に突っ込んでいく感覚が高まって怖さが増すので要注意!
②しっかり座る
座席に座るときは、背中をぴったり背もたれにつけた状態でシートベルトを締めましょう。
こうすることで座席に体が固定されるため、浮遊感を感じにくくなります。
キャストさんも注意喚起してますが、体とシートベルトの間に荷物を挟んだりしないように気をつけてくださいね!
③力を適度に抜く
落ちるときは、適度に力を抜くのも浮遊感をなくすポイントの1つとなります。
ふわっとしないように踏ん張ったり、座席横にある手すりにつかまったりしたくなるところではありますが、ガチガチに力を入れると逆に重力を強く感じるんです。
「動かないぞ!」と必死になるんじゃなくて、アトラクションの動きに身を任せるのがコツなんだね!
また歯を食いしばるよりも、少し口を開けた方が浮遊感を感じないとも言われています。
絶叫系アトラクションの怖くない乗り方として「あえて声を出す」が挙げられるのは、これが理由なのかもしれませんね。
絶叫しすぎると逆に体に力が入っちゃうので、やりすぎ注意ですよ〜☆
タワーオブテラーの高さをごまかす方法2選
続いて、タワーオブテラーの高さをごまかす方法を2つご紹介します!
- 景色が見えるときに目をつぶる
- 実際の高さを知っておく
①景色が見えるときに目をつぶる
タワーオブテラーは屋内型のアトラクションなので、高さを実感するのは落下の直前…窓が開いて外の景色が見える瞬間だけです。
高所恐怖症の方は、この瞬間だけ目をつぶるのがポイントです。
ライドフォト(乗車中の写真撮影)があるので目を閉じた状態で写真に写っちゃいますが笑、恐怖におののく顔で写るよりはマシだと言えるかも。
高いところも浮遊感も両方ダメって場合は、目をつぶるよりも早い段階で上を見るのがおすすめです!
目を閉じたままだと浮遊感は強くなるのでご注意を。
②実際の高さを知っておく
タワーオブテラーの実際の高さや、落ちるときの速度を知っておくと、怖さが軽減されるのでおすすめです。
ディズニーシーで一番怖いと言われるタワーオブテラーですが、実はそんなに高くないし、そんなに速くないんですよ。
え〜??
信じられないけどな〜…
それでは、他の遊園地にあるフリーフォールアトラクションと比べてみましょう!
タワーオブテラーと、日本で一番高いフリーフォール(八景島シーパラダイス)、国内の平均的なフリーフォールの高さ・速度はこちらです。
(最大落差) | 高さ最高速度 | |
タワーオブテラー | ディズニーシー38m | 約50km/h |
フリーフォール | 平均的な50m前後 | 70km〜90m/h |
シーパラダイス | 八景島100m | 125km/h |
八景島はちょっと群を抜きすぎていますが笑、一般的なフリーフォールと比較してもタワーオブテラーは高さ・速度ともに控えめですよね。
さらにタワーオブテラーは乗車中に足元から下が見えるわけではないので、フリーフォールの中では高さを感じにくいです。
飛んでいる感覚がリアルで実際よりも高い場所にいると錯覚しやすいソアリンの方が、高所恐怖症の方は要注意だと言われていますよ。
タワーオブテラーのホラー性をごまかす方法2選
最後に、タワーオブテラーの持つホラー的な怖さをごまかす方法をご紹介します。
- 別のことを考える
- 怖い演出を見ないようにする
①別のことを考える
アトラクションのストーリーに没入すると「怖い」と感じやすくなるため、別のことを考えて気を紛らわせるとホラー的な怖さが軽減されます。
特にQラインに並んでいる間は、一緒に行った人同士での会話を楽しんだり、タワーオブテラーを乗り終えたあとどこにいくかを考えたりすると、あっという間に乗り場に到着しますよ。
エレベーターに乗ってからも雰囲気が怖い場合は、ライドフォトでどんな顔をするか考えましょう!
真顔チャレンジは人気ありますよね!
あとは全力で変顔をしてみるとか…笑
②怖い演出を見ないようにする
Qラインを進んでいる間は無理ですが、プレショーやエレベーターに乗ってからの演出が怖い場合は、いっそ目や耳を塞いで見ないことにするのもありです。
雰囲気も含めてアトラクションを丸ごと楽しむことはできなくなりますが、苦手なのにも関わらずノリや付き合いで乗らなければならないときにはとても有効ですよね。
うちの子はホラーが苦手だけど絶叫マシンは好きだから、怖いシーンが終わったら教えてあげるとよさそうね♪
タワーオブテラーは何回落ちるか
タワーオブテラーが怖い場合、何回落ちるかを事前に知っておきたいですよね。
実はタワーオブテラーには2種類の特別版が存在し、通常版とそれぞれの特別版で落ちる回数が違うんです!
ここからは、全3パターンの落ちる回数をご紹介します。
タワーオブテラー通常版:3回
まずいつものタワーオブテラー(通常版)の落ちる回数は全部で3回です。
エレベーターに乗ってからの流れをご紹介しますね。
- ハイタワー3世の寝室で呪いを受けたシーンを見る
- 鏡の部屋でこの世の自分に手を振ったあと急上昇
- 最上階で窓が開き、景色が見える(ライドフォト)
- 1回目の落下
- 再び上昇し、2回目の落下(短め)
- 急上昇ののち3回目の落下
上昇と落下のパターンがわかりやすいので、「次はどうなるか」という覚悟がしやすいのが通常版の特徴です。
初めて乗るときはドキドキですが、慣れてくると最上階で景色を楽しむ余裕も十分あると思いますよ。
タワーオブテラー・レベル13:4回
タワーオブテラー特別版の1つ、「タワーオブテラー:Level13」開催時は、落下の回数が全部で4回に増えます。
上昇・落下のタイミングが不規則になるため、心の準備がしづらいのが特徴。
さらに赤い照明が使われるなど演出にも変更があります。
通常版と比べるとホラー感が強めなので、怖い雰囲気が苦手な方はご注意ください…!
タワーオブテラー・シャドウオブシリキ:7回
もう1つの特別版・「タワーオブテラー:Level13・シャドウオブシリキ」では、落下の回数がなんと7回!
落下のタイミングはレベル13よりさらに不規則な上、短い上昇や落下を繰り返すこともあるため、「今何が起きてるんだ…?」と混乱することも…笑
演出にも変更がありますが、シリキ・ウトゥンドゥがたくさん出てくるもののホラー感としてはレベル13よりマイルドですよ。
ホラーは苦手だけど絶叫は大好き!ってタイプの方は好きかもです♪
タワーオブテラー怖い?怖くない方法や何回落ちるか徹底解説まとめ
東京ディズニーリゾートで一番怖いと言われることもある絶叫アトラクション・タワーオブテラー。
本記事では、タワーオブテラーの怖い要素と、それぞれを克服するための「怖くない方法」についてご紹介してきました。
怖い要素 | 怖くない方法 |
浮遊感 | 落ちるときに上を向く 背中をぴったりつけて座る 力を入れすぎない |
高さ | 外の景色が見えるときに目を閉じる 実際はそれほど高くないし速くないことを知っておく |
ホラー感 | 別のことを考える 怖い演出を見ないようにする |
特にタワーオブテラーの好き嫌いが分かれる理由は「浮遊感」ではないでしょうか。
苦手を克服したい場合は、本記事でご紹介した「浮遊感をなくす乗り方」をぜひ試してみてください!
僕の母は最初タワーオブテラーを”乗らず嫌い”してたんですが、1回乗ったらハマってました!
またタワーオブテラーの落ちる回数は、バージョンによって異なります。
バージョン名 | 落ちる回数 |
タワーオブテラー (通常版) | 3回 |
タワーオブテラー レベル13 | 4回 |
タワーオブテラー レベル13 シャドウオブシリキ | 7回 |
ホラー的な演出が多めに追加されるのがレベル13、絶叫レベルが高いのがシャドウオブシリキ…という感じです。
いつものタワーオブテラーが一番怖くないので、心配な方は特別バージョンが行われていないタイミングで挑戦してみるといいですね!
なおタワーオブテラーはDPA(ディズニープレミアアクセス)の対象アトラクションです。
短い待ち時間でタワーオブテラーに乗りたい方は、こちらの記事もチェックしてくださいね。