2024年11月13日から、ディズニーランド・ディズニーシーの一部のショーにDPA(ディズニープレミアアクセス)が導入されます。
以前から「2024年のうちにはステージショーにDPAを導入予定」という長期計画が出されてはいましたが、ついに実現することになりましたね。
効率的なのかもしれないけど、何でもかんでもDPA…
賛否両論わかれそうな話題よね。
ショーの当選確率が下がりそうで心配…
超強運の人以外はDPA買わないとショー見れない状況になっちゃわない?
確かに私のまわりでもSNSでも、ショーのDPA導入にはさまざまな声が聞こえてきます。
今回はディズニーのステージショーに対するDPA導入について、どのような声があがっているのか、そして当選確率に対する影響はどの程度出てくるのかを解説していきます。
私は基本的にショーDPA導入に賛成ではあるんですが、ちょっと言いたいこともある…いわば「中立派」です笑
あなたはどう思いますか??
ディズニーのショーDPA導入に対する賛否の声をご紹介
今回DPAが導入されることになったのは、次の3つのステージショーです(値段はいずれも2,500円/人)。
- ミッキーのマジカルミュージックワールド(ディズニーランド)
- クラブマウスビート(ディズニーランド)
- ビッグバンドビート(ディズニーシー)
まずはこれらのショーにDPAが導入されることについて、賛成派・反対派・中立派の意見をご紹介しますね。
ショーDPA導入に賛成派の声
賛成派の意見は主に「抽選の結果(運)に左右されることなくショーが見れるのはうれしい」というものです。
特に2024年9月からは全てのステージショーから自由席がなくなっていて、抽選(=エントリー受付)に外れたら見れないという状況が続いていましたからね。
特に遠方から来ている方だと、見たかったショーの抽選に外れて「このために来たのに…」とがっかりしてしまうこともあったでしょう。
私もショーパレ派なのにいまいち抽選の運はよくないので笑、確実にショーを見れるようにバケーションパッケージ(バケパ)をよく利用していました。
バケパは便利なのですがショー以外にもさまざまなコンテンツがセットになりその分お値段も上がるので、シンプルにショーだけを楽しみたい場合は部分的に課金ができるようになるのはうれしいですよね。
ショーDPA導入に反対派の声
ショーへのDPA導入に対し、反対派の声でもっとも多いのは「お金がかかる」ということ。
DPAには子供料金がなく4歳以上一律で2,500円かかるので、家族みんなでショーを見ようとすると結構痛い出費になることもあるでしょう。
4人家族だったら1万円ですもんね…
これまでは抽選に当たれば無料で見れていただけに、差が大きいと感じてしまいます。
特にコロナ以降演出が変更され、生歌・生演奏なしの公演が続いているディズニーシーのビッグバンドビートに対しては、「お金を取るなら以前の水準(=生演奏復活)に戻してほしい」と熱望する声が後をたちません。
ショーDPA導入に中立派の声
ショーにDPAを導入すること自体は賛成だけど、ちょっと気になることもある…という中立派が実はもっとも多いのではないでしょうか。
私自身の考えとしてもここに属しているのですが、中立派が気にしていることをご紹介しますね。
- 有料席の他はエントリーではなく自由席にしてほしい
- 各回のDPAは何時から発売になるのか(他と同様に朝イチなのか)
- もしDPAが売れ残ったら中央寄りの良席が空席になってしまうのではないか
有料席の他はエントリーではなく自由席にしてほしい
DPAの導入により、ショーの鑑賞方法は次のようになります。
- バケーションパッケージ
- DPA
- エントリー受付(抽選)
上記のほか、ファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーのショー鑑賞券を使用したり、JALダイナミックパッケージやVIPツアーを使用したりといった方法もありますが、いずれも有料席です。
つまり無料でショーを見ようとすると、エントリーにあたるしかないということですね。
アトラクションはDPAを買わなくても並んで待てば乗れるし、パレードも自力で場所取りをして見れるのに…
ステージショーにだけ「自由席に並ぶ」という選択肢が用意されていないということに、ちょっと不公平なのでは…と感じてしまいます。
各回のDPAは何時に発売されて何時まで買えるのか
DPAといえば、購入は早い者勝ち。
これまでもイベントのパレードや人気アトラクションのDPAを求めて、早朝から開園を待つ人が増えてきましたね。
ここにさらにステージショーのDPAまで朝イチに発売されるとすれば、ますます開園待ちが激化するのでは…と心配になります。
例えば「開場時間の○時間前から」などのように分けて発売されるのであれば、朝イチから入園していないゲストにも購入のチャンスはありますが…
さらにショー・パレードのDPAは一度にいくつも取ることはできません。
つまりイベントパレードのDPAを買って次が買えるようになる頃には、ショーのDPAは売り切れているかも…?
どういった運用になるのかが気になりますね。
禁止されているにも関わらず横行しているハッピーエントリー通行証の転売なども、根絶に向けて動いてもらえないと困るよね…
DPAが売れ残ったら良席が空席になるのではないか
ショーのDPAが売れ残った場合、かなりの良席にも関わらず空席になってしまうのではないか…と心配する声もあがっています。
ステージショーのDPAの座席は、バケーションパッケージの席の後方に設置される予定ですが、ショーによって少し違うのでここで確認しておきましょう。
まずはこちらがディズニーランドの2つのショー…ピンクがバケパで、水色の部分がDPA席です。
ディズニーシーのビッグバンドビートの座席はこちら(ピンクがバケパ、水色がDPA)。
ステージ間近というわけではないものの、中央寄りの席なのでかなり見やすい良席だと言えるのですが…これが売れ残ってしまった場合、空席になってしまうのはあまりにもったいないですよね。
入場者数によってDPAの販売数を調整する可能性もありますが、売れ残ってスカスカの状態のシアターは残念な気持ちになってしまいます。
売れ残った席は抽選にまわされるのかどうかも気になりますね。
ディズニーのショーDPA導入で当選確率への影響は?
これまでも、当選確率が低いと言われていたディズニーのステージショー。
一部の席がDPA対象となることによって、今まで以上に当たりにくくなるのでは…と心配になりますよね。
ここからは、ショーへのDPA導入がエントリーの当選確率にどの程度影響を与える見込みかについてチェックしていきましょう。
DPA席の設置によりエントリー当選数は減る
ショーの会場全体の座席数は当然増やせないので、一部の座席にDPA席が設置されることによってエントリーに当選する人自体は減少します。
先ほどご紹介した座席表を見ると、特に影響が大きそうなのはクラブマウスビートではないでしょうか。
元々会場が小さめだということもありますが、全座席の半分近くが有料席になってますね…
一方で2階席のある2つのショーは、座席数としてはまだエントリー当選席の方が多いように見えます。
ただし1階中央寄りの見やすい席はDPA席になっているので、エントリーで良席を引き当てられる可能性は下がるでしょう。
抽選するゲストも減る可能性あり
母数(抽選するゲストの数)が変わらない場合、当選席が減るということは当選確率が下がるということに直結しますが、DPAが導入されることにより最初から抽選しないというゲストも一定数出てくる見込みです。
抽選で当たっても真ん中のいい席に座れないなら、最初からDPA買いたいってショーパレ派は少なくないと思います!
また上でもお伝えしたように、ショー・パレードのDPAは早い時間に売り切れる傾向が強いです。
抽選にはずれたからDPAを買おう…というスタンスが通用する保証はないんですよね。
抽選してる間に売り切れちゃったら…って心配な人は、先にDPAを押さえたくなるよね!
「当選数も減るけど抽選するゲストも減る」となると、結果として全体の当選確率はあまり変化しないのではないでしょうか。
ただしクラブマウスビートに関しては当選数の減り方が大きいので、これまで以上に当たりにくくなる可能性は大いに考えられますね。
空席を減らす効果が期待できる
ステージショーにDPAを導入することにより、空席を減らす効果があるのではないかと期待できます。
特にファンタジースプリングスが開業して以来、ビッグバンドビートは空席がかなり目立つ状況でした。
体感的な当選確率もかなりあがってたので、抽選するゲストが減ってるというのもあったんでしょうが…
当選したけど来ないゲストも少なくなかったはずです。
エントリーは無料でできますが、キャンセルはできないシステムです。
「ダメもとでやってみようかな」と挑戦して見事当選したものの、他にもっと優先したい予定が入った…なんてこともあるでしょう。
無料だと、自分としては「行かなくても別に損しない」って感じちゃうもんね。
DPAもエントリー受付と同様にキャンセルはできませんが、こちらは有料のシステム。
しかもショーのDPAは1人2,500円と、アトラクションのDPAと比べても高額なんですよね。
お金を出して買ったものを無駄にするのは抵抗があると感じる人が多いですし、DPAはもともと「絶対に見たい」という熱量の人が買っている可能性が高いです。
空席の多い会場は見てて悲しくなっちゃうし、「見たい人が見れない」って状況が避けられるのはいいことだね!
ディズニーのショーDPA導入に賛否の声!当選確率への影響は?まとめ
ついにディズニーのステージショーにも導入されることが決まったDPA(ディズニープレミアアクセス)。
ショーのDPA導入に関しては賛否さまざまな声が上がっていますが、「DPA導入には賛成だけど懸念点がありすぎる」という中立派の声も多いです。
9月からステージショーの自由席がなくなり、抽選に当たらないと見れないものになっていましたが、そこに「お金を払えば見れる」という選択肢が加わったことはいいことですよね。
欲を言うとそこに、「時間をかけて並べば見れる」っていう選択肢…つまり自由席もあるとさらにいいんだけどね!
またDPAの導入にともなってエントリーで当選する席の数が減るため、ショー全体の当選確率が下がるのではないかと心配する声もあります。
一方で最初からDPAを購入するつもりで、エントリーをしないという判断をするゲストもいるでしょう。
当選確率が下がるかどうかは、各ショーの席数や人気によっても違ってきそうです。
いろいろ気になるところもあるものの、運だけに左右されずショーを見る方法が用意されたということはうれしいですよね。
DPAを買いたいコンテンツが複数ある場合は、どの順で買えば売り切れを避けられるのかしっかり吟味して挑みましょう!
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