ディズニーランドよりも「大人向け」と言われることも多いディズニーシー。
もちろん高齢者だって大人に含まれるわけですが、「本当に楽しめるのか…?」と気になったことはないですか?

ディズニーシーって激しいアトラクションが多いような気がするけど…
年齢制限って決まってるのかな?

せっかく一緒に行くなら、付き合ってもらうんじゃなくて楽しんでもらいたいよね〜
高齢者でも安心なディズニーシーの楽しみ方を知りたい!
アトラクションに年齢制限はあるのか、そもそもディズニーシーは高齢者でも楽しめるのか…
本記事ではそんな疑問にお答えしたいと思います!

当時88歳の祖母と一緒にディズニーシーを楽しんだことがあります☆
そのときの経験もふまえて、高齢者が満喫できるディズニーシーの楽しみ方をご提案しますね。
\ ディズニーシーの中に泊まれる! /
ディズニーシーに年齢制限はあるのか

さっそく、ディズニーシーのパーク自体やそれぞれのアトラクションに年齢制限があるのかどうかをチェックしていきましょう!
ディズニーシーに年齢制限はない
結論からいうと、ディズニーシーに年齢制限はありません。
ディズニーシーで楽しめることといえばアトラクション以外にもたくさんありますよね。
高齢者であっても楽しみ方を工夫すれば、十分ディズニーシーを満喫することができますよ。

おじいちゃんになってもカメラ片手にディズニーシーを散歩できます♪
高齢者におすすめの楽しみ方は後ほどくわしくご紹介しますね。
ちなみにディズニーシーには、「○歳以上」という年齢制限の下限も定められていません。

身長制限をクリアしてれば、小さい子でもアトラクションに乗れるんだね♪
ただし、7歳未満の子供が1人でアトラクションに乗ることはできないので、必ず16歳以上の保護者と一緒に楽しみましょう!
高齢者が乗れないアトラクションはあり
ディズニーシーのアトラクションの中には、「高齢者はご利用をご遠慮ください」と表記されたものがあります。
- タワーオブテラー
- インディジョーンズアドベンチャー
- レイジングスピリッツ
- フランダーのフライングフィッシュコースター
- センターオブジアース
これら動きの激しいアトラクションは、高齢者のほか妊婦さんや高血圧の方、心臓・脊椎・首・腰などに疾患のある方も乗ることができません。

上記以外にも、「ニモ&フレンズ・シーライダー」「ソアリン」など要注意なアトラクションもあります!
なおディズニーシーのアトラクションの年齢制限は「高齢の方」というふんわりした表現にとどまっていて、「○歳以上は乗れません」と明言されているわけではありません。
乗れるかどうかはそれぞれの健康状態に応じて判断してくださいね。

大丈夫だろうって思ってても万が一何かあったら大変だもんね!
実年齢だけじゃなく、体質やその日の体調からよく考えよう。
高齢者の割引チケットは販売休止中
以前は65歳以上だとちょっと割引価格になる「シニアパスポート」を販売していたディズニーですが、2025年現在シニアパスポートは販売休止中です。
現在は高齢者でも通常のワンデーパスポートを購入する必要があります。
なお障害者手帳を持っている高齢者は「ワンデーパスポート(障がいのある方向け)」を利用できますよ。

ディズニーシー高齢者の楽しみ方5選

それでは、高齢者がディズニーシーを満喫するための楽しみ方を5パターンご紹介しますね。
お好きなものを組み合わせて、最高のプランを組み立てみてください!
①穏やかなアトラクションを中心にまわる
ディズニーシーにあるたくさんのアトラクション。
上でご紹介したような、高齢者には利用がむずかしいものも中にはありますが、穏やかな動きで安心して楽しめるものもいっぱいあるんですよ!
さらに「トランジットスチーマーライン」と「エレクトリックレールウェイ」は、移動手段としても使えるアトラクションです☆

ディズニーシーは段差が多いし広いので、アトラクションを移動に使うとかなり疲れが軽減されますよ〜♪
高齢者におすすめのアトラクションは、のちほど一覧でご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
②ショーを鑑賞する
アトラクションのほか、ショーを鑑賞するのも高齢者におすすめの楽しみ方の1つです。
- ビッグバンドビート(〜2025年9月30日)★
- ドリームステイクフライト★
- ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜
★印をつけた2つのショーは、エントリー受付(抽選)で当選するかDPA(ディズニープレミアアクセス)を購入するか、あるいはバケーションパッケージなどで事前予約する必要があります。

ビリーヴは自由席も有料席も原則として立ち見または地面に座り見になりますが、車いすエリアが用意されます。
30分ほどある長いショーなので、立ちっぱなしや地面に座りっぱなしはしんどいな…という方は、車いすレンタルとあわせて利用するのがおすすめですよ。

車いすエリアは、本人と付き添い1名まで一緒に見れます☆
場所は当日キャストさんに聞いてみてくださいね!
③レストランでゆっくり食事する
次にご紹介するレストランは、事前予約が可能なテーブルサービスレストランです。

席までキャストさんが案内してくれて、注文も取りに来てくれるし料理も持ってきてくれる…
高齢者と一緒だと一番便利なスタイルのレストランだね♪
- レストラン櫻
- リストランテ・ディ・カナレット
- SSコロンビア・ダイニングルーム
- マゼランズ
中でもレストラン櫻はディズニーシーで唯一の和食レストラン。
比較的予約しやすいというのもおすすめポイントの1つです!

お酒の好きな高齢者の方には、「テディルーズヴェルトラウンジ」もおすすめですよ。
ラウンジなのでしっかり食事をとれるという感じではないですが、ドリンクの種類の豊富さは圧倒的です!

ビール、ワインはもちろんのこと、カクテルやウイスキーにブランデー…
落ち着いた雰囲気も魅力です♪
④キャラクターとふれあう
ディズニーの仲間たちとふれあうことは、いくつになってもわくわくしちゃうんですよね。
ディズニーシーには、キャラクターグリーティング施設が下記5つ用意されていますよ。
施設 | グリーティングキャラクター | 会える
ミッキー&フレンズ グリーティングトレイル | ミッキー |
ミニー | |
ドナルド | |
サルードスアミーゴス グリーティングドック | ダッフィー |
ヴィレッジ グリーティングプレイス | シェリーメイ |
どのキャラクターもかわいいですし、高齢者に優しく接してくれるので自信を持っておすすめできます☆
ちなみに私の祖母が特に気に入ったのはダッフィーでした!

ひ孫(私の姪っ子)の付き合いで…みたいな顔してたのに、ふわふわの手でぎゅっと握手されると祖母の笑顔がとろけちゃってました!笑
ミッキーたちとのグリーティングはディズニーランドでもできますが、ダッフィーとシェリーメイはディズニーシー限定のキャラクターです。
一緒に写真を撮れば、ディズニーシーに行った素敵な記念になること間違いなしですよね。
⑤パーク一体型ホテルでのんびりする
パークの近くにあるディズニーホテルをとっておけば、チェックイン時間以降はお部屋で休憩することもできますし、翌朝は他のゲストより15分早く入園することができるなどうれしい特典も。
ディズニーシーには2つの”パーク一体型ホテル”があります!
- ホテルミラコスタ
- ファンタジースプリングスホテル
ディズニーシーのメインエントランス側にあって、窓からハーバーが見える部屋もあるホテルミラコスタと、新エリア・ファンタジースプリングスに隣接するファンタジースプリングスホテル。
どちらも大人気で予約は激戦ですが、予約が取れたら快適に過ごせることは間違いありません!

パークとホテルが近ければ一旦休憩しに行ってもすぐ戻ってこれるし、3世代・4世代ディズニーなら休憩組と遊ぶ組に分かれて行動もできるね♪
ミラコスタかファンタジースプリングスホテルか、どちらのホテルを予約すればいいか迷ったときは、下記の記事でご紹介している比較も参考にしてくださいね。

\ 不動の一番人気ディズニーホテル /
ディズニーシー高齢者におすすめアトラクションをご紹介

ここからは、高齢者が安心して楽しめるディズニーシーのアトラクションをご紹介します☆
「高齢者」とひとくくりにしても、年齢や体質・体調はさまざまだと思いますので、それぞれのアトラクションの特徴を見て利用するかどうか判断してくださいね。
車いすでもOK!高齢者も安心して楽しめるアトラクション
まずは、車いすのまま利用できるアトラクションのご紹介です。
アトラクション名 | 備考・注意点 |
トランジット スチーマーライン | ライドタイプ 移動手段としても利用可 |
フォートレス エクスプロレーション | ウォークスルータイプ |
フォートレス エクスプロレーション ザ・レオナルドチャレンジ | ウォークスルータイプ 車いすOKのマップは限られている |
タートルトーク | シアタータイプ |
エレクトリック レールウェイ | ライドタイプ 移動手段としても利用可 |
トイストーリーマニア | ライドタイプ 動きは激しめ |
ラプンツェルの ランタンフェスティバル | ライドタイプ |
キャラバンカルーセル | ライドタイプ |
ジャスミンの フライングカーペット | ライドタイプ |
シンドバッド ストーリーブック ヴォヤッジ | ライドタイプ |
マジックランプ シアター | シアタータイプ |
アリエルの プレイグラウンド | ウォークスルータイプ |
新エリア・ファンタジースプリングスの中では、「ラプンツェルのランタンフェスティバル」のみ車いすに乗ったままアトラクションを利用できます。
途中で屋外を通るため天候が不安定な日はちょっと注意が必要ですが、クライマックスシーンの美しさには定評のあるアトラクションですよ。

まだまだ元気!体力に自信のある高齢者におすすめのアトラクション
続いて、車いすからは乗り換えが必要だったり、乗り降りの際に段差があったりなどいくつかの注意点があるものの、足腰に不安のない高齢者なら楽しめるアトラクションのご紹介です。
- ヴェネツィアンゴンドラ
- ビッグシティヴィークル
- ブローフィッシュバルーンレース
- ワールプール
- ジャンピンジェリーフィッシュ
- スカットルのスクーター
- 海底2万マイル
- アナとエルサのフローズンジャーニー
- ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
- フェアリーティンカーベルのビジーバギー
中にはやや動きの激しいものもありますが、記事前半でお伝えした「高齢者が乗れないアトラクション」とは違って絶叫系ではないですのでご安心ください。

乗り物酔いなどが心配な方は、どんな動きをするアトラクションなのかを利用前にキャストさんに聞いてみるといいですよ。
なおヴェネツィアンゴンドラは、乗る時間帯によって違った雰囲気を味わえるのが魅力です!
明るいうち、夕暮れ、夜と時間を分けて何度も乗ってみるのもおすすめですよ。
※夏場は運営時間が短くなっているためご注意ください。

ディズニーシー年齢制限ある?高齢者の楽しみ方やおすすめアトラクション!まとめ

本記事では、ディズニーシーの年齢制限について解説してきました。
ディズニーシー全体には年齢制限はなく、何歳になっても楽しむことが可能です。
ただしアトラクションによっては高齢者の利用を控えるよう注意書きがあるものがありますのでご注意ください。

アトラクションも「○歳以上は乗れません」という明確な年齢制限ではないので、実年齢に関係なく健康上の不安がある場合は利用を控えましょう!
また高齢者が安心してディズニーシーを満喫できる楽しみ方として、次の5つをご紹介しました。
- 穏やかなアトラクションを中心にまわる
- ショーを鑑賞する
- レストランでゆっくり食事する
- キャラクターとふれあう
- パーク一体型ホテルでのんびりする
高齢者と一緒にディズニーシーに行く際の楽しみ方としては、休憩を多めに取って無理をしないことが最優先。
そのためには、車いすレンタルや合流利用サービスの活用もおすすめです。

本記事では高齢者が楽しめるおすすめアトラクションも一覧でご紹介していますので、計画を立てる際の参考にしてくださいね。
また、ディズニーシーだけでなくディズニーランドも高齢者と一緒に楽しみたい!という方はこちらの記事もぜひご覧ください♪

\ お泊まりで両パーク楽しもう /